江口ジョーズ「あめのちうららか」感想（「快楽天 2019年02月号」収録）

遅ればせながら「快楽天 2019年02月号」を読みました。

最近少し忙しく感想を書くのが遅れているのが悔しいところ。
そして、時間を取って読んでみるとエロい作品が多くてどの作品にしようかまた悩み・・・という感じで、今回もどの作品の感想を書こうかを迷っていたのですが、江口ジョーズ先生の「あめのちうららか」の感想を書きたいと思います。

江口ジョーズ「あめのちうららか」感想（「快楽天 2019年02月号」）

快楽天 2019年02月号
藤丸先生の表紙。かわいい！

付き合って6年の信哉と綾。
デートする度にセックスばかりしているということが気になって、信哉が「しばらく会ってもしないでおく？」と提案して、実際にしなかった時の話。

普通のカップルっぽい作品なんですけども、とても良かった。
何と言いますか、一般誌の恋愛漫画にセックス要素を自然に差し込んだような感じ。

まず何がすごいかというと、信哉のイケメンっぷりですよね。

エッチをした後、綾の「最近会ったらセックスするだけになってない？」という言葉。
まあカップルとしてはよくありそうな悩みですよね。

そしてそれに対して「しばらく会ってもしないでおく？」という提案。

凄いなって思ったのは、そこから本当にしばらくエッチをしないで普通にデートを重ねるというところなんですよね。

しかも特に信哉からなにか迫るわけでもなく自然に振る舞っている、何この男、神か。

結果的に綾の方がエッチしたくなってしまい（家でオナニーもしていた）、再びエッチをすることになるという流れに。

「エッチをしたい」という気持ちが上がってきているのでちょっとしたことでも感じやすくなっているのもあり、ホテルで最初に挿入された時のひとコマ「お"っ」のシーンが見事すぎました。
これ、普段はふつうのかわいい女の子という描写があるからギャップでより一層エロく感じるのですよね。

他にもちょっとぽーっとしていたのか服を脱ぐのが遅れていたりするひとコマなどの描写も素敵です。

他にいいなと思ったのは長く付き合っているカップルでセックスも手慣れたもののような感じなんですけども、生で挿入して射精しそうになった時に、綾が口を指さして口に出していいという示唆をするシーンですね。
ちょっと細かい一コマな気もするんですけどこれもなかなかえっちです。

細かいコマひとつひとつに細かい技工を凝らしているので読めば読むほど二人の関係値を感じでエロさが滲み出てくる作品。
ごちそうさまでした。

■作品リスト

■収録