せきえま

鶴田文学「オトシゴロ」のエロ情緒が最高だ。(「COMIC 高 Vol.3」より)


前回:王道・黒髪ロング清楚系の女の子がビッチ。つっつ「マフラーの中で――」(「COMIC 高 Vol.3」より)

「COMIC 高 Vol.3」を購入するにあたって実は一番最初に気になっていたのが鶴田文学先生の作品。

今まで読んだ作品もそうだったのですが、比較的責め手にエッチをしようとする割には女の子のちょっと恥ずかしそうな感じが出ていてエロさが一層増すというもの。
そして今回のこの作品もそうだったので紹介せずにはいられない。

諸君、私は鶴田文学先生の作品が好きだ。

「COMIC 高 Vol.3」収録:鶴田文学「オトシゴロ」

COMIC 高 Vol.3
COMIC 高 Vol.3

(作品概要)

「この子が、わたしのモチベーション。」

欲望を制御し、適切に処理(オナニー)できる
スマートな大人のための女子高生エロ漫画雑誌。

表紙…加茂

大塚麗夏「ここねごころ」
しんどう「冬空のふたり」
つっつ「マフラーの中で――」
ぶぶづけ「放課後ドロップス」
桐原湧「遊びの時間」
中村葛湯「frog」
藤崎ひかり「Sugarless GIRL」
鶴田文学「オトシゴロ」
ポンスケ「愛のキューピット」
ハレノチアメ「子供じゃないし!」
うさ城まに「Love aromachology」
藍夜「逃避行の果てに」
池咲ミサ「禁断の果実」
篠岡ほまれ「リフレやっててなにが悪い!?」
平こさか「卒業ロストバージン」
坂上海「フレンチキス」
まきお「先生でしょ!?」
ぶん「ストイックガール」
東野みかん「彼氏にナイショで」
柴崎ショージ「あなただから」

単話売りもあり。

オトシゴロ
オトシゴロ

(あらすじ)

制服を着たJKが布越しにおっぱいをくっつけて
おねだりすれば、オチない男の子なんていません…!
手コキされても射精は我慢!
寝ているフリなJKの濡れ濡れなアソコを広げて…。

このあらすじの書き方w
いや、違うんです、もちろんこの通りなんですけどもw、鶴田文学先生の作品にはもう少し裏にある情緒があるんです。

あや姉の恥じらいの情緒がエロさを加速させる

あらすじをちょっと補足すると、

主人公「たっくん」はその日、親がいないからコンビニにエロ本を買いに行き、コンビニ付近でたむろする男女の高校生を見て「絡まれないようにしよう・・・」と思う。
その中の女の子が幼馴染のお姉ちゃん「あや姉」。男にしつこく絡まれていたので「この子と帰る」という口実でたっくんの家へ。
・・・そこからの徐々にエロくなっていく感じ。これが本質なんですよ

台詞を切り取ってみると

「たっくんさ・・・私のこと、嫌いじゃないよね?」
「私がたっくんの身体にさわったり抱きついたりするのイヤかな?」

最高ですか。

お互いアソコを見せ合うというシーンから、寝たふりをして「触ってもいい」という暗黙の伝え方をして触らせてからのエッチ。
この心理のやりとりと流れがいいんですよ。

エロマンガっていうと、初めてなのにビシャビシャに潮吹くとか、そういった描写に寄りがちですけども、リアルで言ったら女の子だって恥ずかしいに決まっているだろうし「エッチだと嫌われるんじゃないかな」とかそんなことを思うわけじゃないですか。
そういうエッチに至るまでのドキドキも一緒にサービスしてくれるのがこの作品。

ただエロいだけじゃなくて、情緒、恥じらいのある女の子を見たいという時におすすめ。エロい。

■冊子

■作品

次:誰もいない放課後の図書準備室で委員長とエッチ。桐原湧「遊びの時間」(「COMIC 高 Vol.3」より)

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