せきえま

淡夢「きみにむちゅう」感想


淡夢先生の短編集「きみにむちゅう」を購入しました。

全5作品の短編集的な立ち位置の本です。90ページ。

淡夢「きみにむちゅう」

きみにむちゅう
きみにむちゅう

内容

【可愛い顔してとびきりスケベ】 ヒナは親しい女友達と自分たちのセックス画像を見せ合うことにハマっていた。男に求められ、発情している自らの体を自慢したいという思春期のメス特有の自尊心で、より過激なハメ撮り画像を撮るようになっていく。(process dependence)
見栄はって、友人には経験豊かなフリしたけど、1回もないんだ、今日こそ、誰かと初体験しなくちゃ。改札口で男を拾ってラブホ。初フェラの後、気が付いた。相手はかつての初恋の男の子、隆。(あの街へ行こう)
――もっともっとエッチしてとおねだり彼女にKO必至!
<収録作品>process dependence/あの街へ行こう/通いJK/寒がりっ娘/柔らかリップのHなお誘い♪

感想「幸せなセックス5編。女子校生推し」

エロマンガ道場の作品(2015年)から2019年までの、ホットミルクとメガストアαに掲載された作品5作の短編集。

女子校生とのラブイチャ系のエッチ中心

女子校生・5作中3作が制服。
ラブイチャ。(process dependenceだけ若干特殊ですがw)

ヒロインが比較的積極的でエッチの主導権は握っているものの、過度ではなくあくまで対等関係にあるというのが読みやすいところ。

おおよその内容

作品の概要はこんな感じです。

作品 概要
process dependence 友達と過激なハメ撮りを競い、どんどん撮影が過激になっていくJKの話。
あの街へ行こう エッチをしたことがあるという嘘を友達についてしまったJK。エッチを経験するために街に出て逆ナンしたら初恋の人だった話。
通いJK 隣に住んでいる独身男の世話をしに家に通うJKの話。
寒がりっ娘 幼馴染の彼氏彼女。性欲の強い彼女とデート帰りに外でエッチする話。※私服
柔らかリップのHなお誘い♪ 大学の吹奏楽部の先輩とのエッチ。

JK作品が特に推し

柔肌、美おっぱい。

JKの登場する3作品においてはヒロインが大人になる手前、精神的に成熟しきっていない感じ。
いずれの作品もヒロインの志向は違うものの、周囲の友達に影響を受けながら行動しているというのが良い。

個人的最推しは友達とハメ撮りの過激さを競い合う「process dependence」。
動機が「友達と過激なハメ撮りを競う」なので、ファミレスでフェラしたりと、過激なシーンが多め、着衣エッチが描かれており制服の良さをふんだんに味わえます。

※「process dependence」は以前別で感想を書いたので割愛。
淡夢「prosess dependence」感想

「通いJK」の多幸感

次に推しなのが「通いJK」。
ちょっとふわっとした女の子が隣の男の世話を焼くといったような話。

片付けや食事を作ってくれるなどでも十分にありがたいのですが、難航している仕事に対して励ましてくれたり、制服のまま抱きしめて励ましてくれたり・・・天使か。(制服に顔を埋めているシーン、いい匂いしそう)

いい雰囲気になってきてからの(友達に教わった)巨乳誘惑おっぱいに始まり、舌を這わせるフェラ、パイズリ、生セックスのフルコース。相思相愛の中出し。

このラブイチャ多幸感もすごいわけですが、個人的に好きなのがエッチ後の後日談的なシーンで制服にエプロン着て家事をしているシーン。
二人でその後も仲良く生活している空気がにじみ出ていて、読後の幸福度がとても高かった。
幸せになってくれよな!(二人に向けて)

全体として、形は違えど幸せなセックスを感じることのできる一冊。個人的にはやっぱりJK推し。
ごちそうさまでした。

■作品

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