せきえま

アズマヤユキコ「いっぱい☆はなまるおーがずむ 」感想


以前「わたしがやりました」というコミックの感想を書いたのだけどアズマヤユキコ先生の単行本ということで購入。
かわいそうだけどかわいいの極み。

アズマヤユキコ「いっぱい☆はなまるおーがずむ 」

いっぱい☆はなまるおーがずむ
いっぱい☆はなまるおーがずむ
(サンプル画像:30枚)

内容

薄幸少女をハッピー調教!
アズマヤユキコ先生、渾身の初単行本が登場!!

おもちゃ、コスプレ、おしり、拘束!!
無垢で無知なひよこ女子を、あの手この手で開発していく7作品!

さらに、電子版には合計182ページの特典ページを収録。
描き下ろしイラストをはじめ、設定資料集、没案など、アズマヤユキコワールドをより堪能できる内容になっています!

感想

どっちかというとかわいそうかわいい寄りの作品集。可愛らしい感じの女の子がかわいそうなことになる。
ただ作品によってグラデーションがあって緩急があるので楽しみやすい。
380ページ(本編200ページ、特典180ページ。すごいw)

収録作品

収録作品は以下。

  • ののかちゃんの放課後発育実習
  • まなつのちいな
  • めぐちゃんの八重歯
  • おこづかいがほしいあやかちゃん
  • お嬢様家政婦メス化調教
  • おし●こは計画的に!
  • わたしがやりました

かわいそうのグラデーションが幅広い

作品は7作品。
緩やかなものから調教的なものまで、ダーク系のかわいそうなシチュエーションに陥る作品が多め。
あくまで主観ですが7作品中5作品はかわいそうなシチュエーションのように思います。

自分は「つらい」を過度に感じてほしくない派の性癖なのですが、度合いにグラデーションがあることで性癖とチューニングしやすく実用性としてとても良かったです。
本当に悲惨な救いのないかわいそうなのが好きな人から、シチュエーションは悲惨なんだけどそれを自覚できないようなかわいそうが好きという人まで自分の性癖と合わせて使いやすい。

そんな私の推し作品は「お嬢様家政婦メス化調教」の快楽堕ち、「おこづかいがほしいあやかちゃん」の調教。

「お嬢様家政婦メス化調教」はシチュエーション自体はかわいそうではあるものの、快楽側の軸が強いように感じられたのが自分に合っていました。
状況は悲惨なんだけど、あんなが悲しみを感じる前に結構な出来上がりっぷりを見せてくれたのが良かった。悲しみを感じる暇もなく出来上がるの好き。

「おこづかいがほしいあやかちゃん」はまずおじさんがすごい。本当に挿入しないで話が終わるのでこいつ本物だ・・・!!!となった笑
そしてあやかちゃんは、ズルズル沼に入っていってしまう感じの子なので、この後どんな感じで堕ちていってしまうのか見守りたい気持ちも出てきました。

作品群を読むことで自分の性癖を探るヒントがあるような気もするし、私は悲惨さを自覚できないような調教寄りの話が好きなのかも・・・???となった。

あとびっくりしたのは電子版特典の多さ。
設定集、イラストなども含めて驚きの380ページ。
さらにすごいのはボリュームだけではなく、その特典の中でも短くエッチ話が構成されているものもあり、これもまた本編とは違ったテイストで実用性があります。
個人的には巨乳のお姉さんが全裸で乳首弄りながらオナニーしているのがとても好み。

かわいそうと一口に言ってもその色合いってたくさんあるんだなと思ったし、そんな中でも自分の好きなかわいそかわいいがあるという気付きがあったのも面白かった。
ごちそうさまでした。

作品

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