せきえま

なぱた先生の「好きだらけ」が素敵じゃないか

エロマンガはその作家さんの性に対しての思考がそのまま作品になるので絵が良ければそれがいい作品というわけではなく。
私の場合、ラブイチャものが好きなのです。いわゆる日常系ですよね。なにがいわゆるなのか分からないけど。あとエロが入っている以上、日常でもないけど。

本日私がレコメンドしたいのはなぱた先生「好きだらけ」。
絵柄も好きなのと、前述のラブイチャという純愛ジャンルなのがとても素晴らしい。

もくじ

好きだらけ
好きだらけ

「好きだらけ」のもくじ

・姉ちゃんと呼ばないで
・あれから…
・あれから…アフター
・Don’t leave me…
・お留守番
・お留守番アフター
・やくそく
・あなたの猫に
・隣の山下さん
・ずっと一緒に
・秘め妹
・じれったいのよ!

お留守番アフターの相互自慰がいい

個人的にレコメンドしたいシコポイントとしては「お留守番アフター」。
「お留守番」でも十分なんだけど「アフター」の最初のページの相互自慰が素晴らしいと思うわけです。
「相互自慰」って勝手に言葉を作っちゃったんだけど、お互いのを触り合う、みたいなの。一コマなんだけどとてもシコ。

なんでここがシコポイントかというと、エッチってそこまで美しいものじゃないんじゃないの?と思っているからで。

エロマンガとかエロ動画の浸透できれいな体位でセックスの「型」ができているような感じがあるけど、実際に自分がエッチをしている姿をどこか別のアングルから俯瞰してみたら多分結構マヌケなことをやってると思うんですよね。

相互自慰って多分エロ動画の前戯のパートにも入ってこないようなシーンなんだけど、これやるよね!リアルだよね!と思う。
あれ、私だけ?w

なぱた先生女性説

2chのスレッドで「女性説」を見て、なんかすごく納得したわけですね。
作品の視点がなんとなく女性寄りなんですよね。男がほぼ気にしないようなところを気にしているような視点が。
別の作品だったと思うんだけど「おっぱいの形、変じゃない?」みたいなのとか。胸が小さいことを気にしているみたいなことを描く作品は多いけど、形にフォーカスした作品は少ないと思う。

でもご本人のこんな発言もありますね。

真偽は不明。

謎のアナルフラグ

この単行本の中で言うと随所に立つ謎のアナルフラグ。
「後ろいい?」「ダメ」
「後ろ使ってみたい?」「いいの?」「やっぱりダメ」
みたいな。そして別に回収される伏線なわけでもなくw

こういう小出しのリアルさが作品全体にグルーヴ感を出すわけです。
とてもレコメンドしたい一冊。

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