兼ねてからずーっと気になっていた「COMICペンギンクラブ」を購入しました。
ペンギンクラブの公式Twitter(@penguinclubedit)をフォローしているんですけど、たまにRTで流れてくる漫画家さんの紹介(ペンギンクラブに掲載されています的なもの)が結構魅力的だったんですね。
見ながらずーっと買わなきゃと思っていたんですが、忙しかったり、「COMIC高」に心を持っていかれたり・・・となかなか手が出ていませんでした。
そして今月いよいよ購入し、読んでみた結果、面白い作品がいくつかありました。
どの作品から紹介すべきか迷っていたんですけど、いいなと思った作品の中に比較的学生モノが多くて「それならCOMIC高とかJuicy買えよ!」となってしまいそうなので、ちょっと違う畑のエロマンガを紹介。
「COMICペンギンクラブ 2016年12月号」収録:あさぎ龍「年下セフレくん」
表紙の女の子がかわいいのはエロマンガの鉄則。すごく好きなタイプの女の子。Yan-Yam先生の表紙です。
(収録作品)
- 「PC Cover Girl collection 2016」Yan-Yam
- 「このメイドは断じて俺の妹ではない!? 第4話」本田直樹
- 「お菓子がなければおっぱい!」みたくるみ
- 「食ベルトラベル○ご当地ガール 第14食 広島のもみまんちゃん」urute
- 「義妹柔軟体操」志乃武丹英
- 「這い寄りお嬢様」アーセナル
- 「快作少女」天凪青磁
- 「年下セフレくん」あさぎ龍
- 「チェリー・ツインズ」アメヤキリカ
- 「キケンなお嬢様」渚乃兎
- 「トクベツな私」くまのとおる
- 「分化祭 後編」あしか
- 「お嬢様のツボ」まる丸介
- 「AV部」藤原俊一
- 「すくーるライフ 第131話」早野りんた
ザーッと読んだ感想だと全体的にめちゃくちゃに乱れるというよりも、心理描写を読み取りたくなるような情緒のあるエロマンガが多い印象。
今回紹介する、あさぎ龍「年下セフレくん」は単話もあります。
サンプルはこちらで読むといいかも。
作品辿っていったら年上の女性を中心に描いている作家さんっぽい。
ざっくりあらすじ
若手の社会人の主人公が「看護学生との合コン」と聞いて行ってみたらものの見事にBBAばかり。
そんな中で隣に座った女性と合コンを抜け出しホテルに行って、その後、セフレとして遊んでいく、というお話。
ざっくりレビュー「30代女性とセフレになる生々しさ」
生々しくエロい。
BBAだと思ってたけど、なんとなくなりゆきでホテルでHしてしまって、特に嫌な感じもしないのでそのままズルズルとセフレの関係になっていくというなんともありそうな話。この生々しさはたまらないです。
作中もひたすら日を変えてセックスしてるんですけども、それもまた生々しい。
あと、作中では心理描写や心の声は直接的に出てこないものの史夜さん(女性)の言葉の一つ一つに、ちょっとした悲哀・哀愁が漂い、しかもそれが暗くない感じの良い温度感に仕上がっています。
ラストもいたって平和で、セックスを重ねてからのこのラスト、という感じで熟練の味が出ています。
私も年を取ったのかなとちょっと思ったりするんですが、若い女の子からエロい汁が飛び散っているエロマンガではなく、こういう情緒系のちょっとリアルなエロマンガも味わえるようになったのは感動ですw いわゆる熟女の「日常系」エロマンガなのかもしれません。
(若い女の子からエロい汁が飛び出るマンガも引き続き好きなんですけどもw)
物語の軸がグッとしっかりと立っているので、エロさも引き立っているのだと思う。とても良い作品でした。
ごちそうさま。
■収録
■作品
次:くまのとおる「トクベツな私」(COMICペンギンクラブ 2016年12月号より)