かねてからこのサイトで書いている通り、私はセックスに「愛」「楽しみ」を求めてるんですよ(※エロ作品の話)。
なのでNTR(寝取られ)みたいなちょっと悲壮感が漂う作品ってちょっと苦手なんですよね。
そんな前提がありつつも岡田コウ先生の作品など。
作品内容
単行本「好きで好きで、すきで」に収録。
岡田コウ先生の絵はすごくいいんですよ。すごくかわいいし、エロい。素晴らしいんだけども。
(あらすじ)
果澄ちゃんはお兄ちゃんの事が大好きで、すでに二人はAまでの関係だったが、兄が大学進学を決め離れ離れになるのを複雑な想いで受け止めようとしていた。ある日、兄の親友・晃司から果澄と兄がキスしている写真を見せつけられ、果澄は兄の内申に響かないように、求められたカラダを開いてしまう。兄にも見せたことのないアソコを拡げられ、晃司のイチモツを挿入されついには!?
これですよ。
お兄ちゃんのことが好きなのに、お兄ちゃんの友人にヤラれちゃうっていう。しかも最初脅かされてじゃないですか。
NTRの胸糞なところでエッチしている声を電話越しに聞かせるというものがラスト(後編)にあります。
最終的に親友の晃司が「元々は自分が一番最初に裏切られた」っていう顔をしてるけど、それってここまでやるべきことなのかなあ。
というか、まあ結局、自分がNTR苦手ってところに落ち着くんですけどね…
このシチュエーションに興奮する人は興奮するだろうし、「もっとやれ」みたいな人もいるんだろうなー…
感想
細かいエッチな描写とか、気持よくて声がふにゃふにゃしちゃう描き方とかすごくエロいです。
エロいんだけどやっぱり苦手。
私は精神的なところにエロマンガを結び付けて読んでしまう癖があるので、精神的に痛ましいことが起こっている時にオナニーしようって感じにならないんですよね。
もしこの手の話で抜けるってことになった場合、最初はNTRで別の男とセックスしたものの最後はお兄ちゃんも混ざって3P。みんなハッピー!みたいなのじゃないと厳しいなー。
いや「3P、ハッピー」って言いたかっただけだけど。
エロマンガって作者の性癖とかともろに直面することになるけど、可愛い絵を描くのにこういう精神的な陵辱に走って行くとなんかすごく寂しい。これも私の性癖の問題なのかもしれないですし、同先生が多くのファンに支持されているのも存じているわけですが。
私は愛のあるセックスか、バカになるセックスをみたいのです。
好きで好きで、すきで
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