せきえま

あん♪あん♪食堂「炬燵と姪と、冬の夜。2」感想(「憧憬」続編!)


サークル「あん♪あん♪食堂」さんというと個人的にはかなりお世話になっています(隠語)。

「炬燵と姪と、冬の夜」がシリーズ化したので感想をまとめました。

従来の同人CGと異なり、小説仕立てになっていて新しい試みです(絵はある)。
官能小説にエロい画が加わって強力になっているそんな感じの作品。

もくじ

 

「炬燵と姪と、冬の夜。 -憧憬-」


炬燵と姪と、冬の夜。 -憧憬-

内容

【あらすじ】

3年前の大晦日。
帰省した実家でコタツを囲み
姪と二人きりで過ごした夜の事…

仕事からの解放感とアルコールが少々
単純に溜まっていた性欲。
普及し始めたインターネットの影響で
ロ〇に開眼していた俺は、まんまと過ちを犯してしまう。

こそばしあいからおヒザ抱っこ。
じゃれあいながらいろいろタッチ。
やがて会話をエロい方向へ持っていくと

『自慰はときどきしている…』

頭が真っ白になる程の衝撃の告白は
いともたやすく俺に一線を越えさせた。
挿入にこそ至らなかったが、夢にまで見た
ロ〇っ子の小さな身体を、性器を
両手と舌で味わう事ができてしまったんだ。

しかし実家を発つ朝、玄関での事。
姪の母親、俺の姉ちゃんに呼び止められ

『ねえ、あんたさ……』

娘と何かあっただろ?そう確信を持った眼差しで
見つめられた。

だんだんと自分のした事が怖くなってきた俺は
次の年とその次の年
期間にして3年程実家に近寄れなかった。

しかし俺と会うのを楽しみにしている母親に
いつまでも嘘の用事で顔を見せないわけにはいかない。
アノ事にも何らかの決着をつけなければならない。

意を決した3年ぶりの帰省。
そこには炬燵で寝入る髪を切った姪。
鐘突きに出かけた家族。

成長した姪と二人きりの大晦日の夜が
再び始まった…

※スマホ向けの文字拡大版も収録されています。

登場人物

おじさんと姪

 

「炬燵と姪と、冬の夜。 -憧憬-」感想

文章主体の作品なのでじっくりと読み進められ、そのゆっくりがドキドキ感に繋がっていきます。

鑑賞移入しやすい主人公と作品の造り

ロリコンのおじさんがひょんなことから姪に手を出してしまい(クンニ)、その自責の念から全然会わずにいたものの3年ぶりに実家に帰ってみたら姪がMっ気に目覚めていた話。

本作は主人公である、おじさん視点で話が進んでいきます。

読み手としてはおじさんに感情移入しながら読み進めていくわけなのですけども、感情移入しやすいなと思うポイントがあって、

  • 自分はロリコンであると自覚している
  • ただし世間的には良くないと自覚している
  • 3年前に魔が差して手を出してしまったことに対して自責の念のようなものがある

「ロリコンヒャッハー!!」みたいな感じではなく、自分の性癖を理解しつつも、世間的な常識も踏まえている。ここが引き込まれるポイントですよね。
(あん♪あん♪食堂さんの作品は一般的な常識を踏まえているという前提が多い印象)

こうした主人公なので「もし自分に同じことが起こったらどうやって行動するかな?」と想像する余地を与えてくれます。

文章主体というのもまた良く、CG作品と比較すると読み進め方が相対的に遅くなってしまうので、その分、脳内の想像の幅が広くなっていくのもポイント。

3年ぶりに会った姪が「目覚めていた」

そんな中で3年ぶりに会った姪が、性的に目覚めています。
そして、主人公に「あの日の続きを」と誘ってきます。

ここだけでもいろいろな想像を膨らませてきた脳内がパンクしそうになるのですけども、ここで一気に手を出すのではなく

「彼氏に悪いだろ」「姉ちゃんに殺される」

とあれこれ理屈を付けていく主人公。

やりたいに決まっているのにあれこれ理由をつけて少しでも自分を正当化していこうという感じのリアリティがたまらない。

結局の所

「見つからなければ・・・いいか・・・」
「見つからなければ・・・うん・・・」

と合意のもと、エッチが始まります。

ゆっくりとスローに展開するセックスと最後の畳み掛け

こたつの中に潜ったフェラに始まり(このこたつ内からのCGがとても良い!)、挿入。

見せ方も文章一辺倒ではなく、挿入時、姪の気持ちいい表情を見せるドアップCGやアナルを弄っている時のコマなど要所要所で漫画が差し込まれます。


(サンプルより・マンガシーンと文章シーンが展開されていきます)

プレイも数ページ(といっても文章主体なので1枚の力が強い)で入れ替わり、

  • こたつフェラ
  • 騎乗位
  • 正常位(すき)
  • オナニー
  • 駅弁
  • アナル弄り
  • アナル挿入

・・・とめくるめく変化をしていきます。

フィニッシュはこたつに姪を乗せてのバックでアナル中出し。
この時の主人公の「出したさ」表現も勢いがあってとても良かったです。

作風として新しい試みで、読み手としても気付きの多い作品でした。
そしてやっぱり絵柄がエロいのと、今回巨乳要素が加わっているのもとても素敵。豪華パックという感じ。

こたつフェラと正常位のシーンが好きです。
ごちそうさまでした。

■作品

 

「炬燵と姪と、冬の夜。2」

炬燵と姪と、冬の夜。2
炬燵と姪と、冬の夜。2

内容

とある出来事がきっかけで、あたしは性に早熟だった。
学校にも馴染めず友達がいないあたしにとって
自慰の妄想にひたっている時が
唯一楽しくシアワセな時間。

そんな日々を送っていたある年の冬休み。
大晦日の夜の事。

いつもその時期だけ帰省してくる親戚の叔父さん。
家族が出掛けて二人きりになった後
あたしは行動に出た。

『初恋の相手…叔父さんに色仕掛け…。』

拙い作戦は、しかし思い通りに展開する。
叔父さんはあたしをヒザの上に乗せて
髪をくんくん嗅ぎながらアソコを触り…
上着をめくって、膨らんでもいない胸をはだけられ
優しく揉まれる。

得た事のない興奮…
自慰では到底届かない初めての、怖ろしい程の快感…
夢にまでみた大人の世界…

でも『最後まで』を求めたあたしから
逃げるように去ってしまう。
それから叔父さんは帰省しなくなった…。

月日が流れ、2ヶ月ちょっと前の事。
3年ぶりに大晦日に帰省してきた叔父さん。
家族が鐘突きで居なくなるのを狸寝入りで待ち
やがて二人きりに。

叔父さんとあたしは
あの日の誤解を解き合い…あたしの念願は叶った。

叔父さんのアレを生で入れられて
初セックスからお尻でもして
いっぱい中に射精された…。
前でも後ろでもたくさんイった…♪

その後、あたしたちは血縁を越えて恋人同士になる。
叔父さんはすぐに行動し、実家の近くへ引っ越してきてくれた。
学業に支障をきたさないよう、
家族にバレないように短時間での不自由な密会を重ねた数か月。
(思春期の強大な性欲だけが溜まる日々。)

そして、とうとうやってきたんだよ。
この日が…♪

そう、今日は春休み前日♪
学校はしばらくお休みだよ?
叔父さん、本気解禁でしょ???

あたしもう…我慢できない…
早く、あたしにいろんなコト…シて…♪♪

 

「炬燵と姪と、冬の夜。2」感想

続編が出ました!!!
前作が好きな人は絶対読んで損はない一作。
(続きものなので前作を読んでいた方が楽しめますが、独立した作品としても読むことができます)

完全姪視点

「2」は完全に姪視点。そして前作54ページに対して115ページと大ボリューム。読み応えも十分。

本作では姪視点で前作に至るまで(姪がエッチな感情を持つまでとおじさんとの初接触〜3年越しの出会いまで)が序盤。
前作ではおじさん視点だったのでどこか不思議な女の子の感じもあった姪のいきさつが語られるので前作を読んでいるとより一層理解が深まります。

そして本作メインは前作からのアフターストーリー。
おじさんが家の近くに越してきて、その家で更に深い関係となる話です。

姪のMっ気を強く引き出してくる一作

姪のMっ気が前作よりも強力に引き出され、前作で二人がつながったことで、おじさんのSっ気も遺憾なく発揮されています。

前作「憧憬」は最初のエッチだったので少し二人の距離がありましたが、その距離がギュッと縮まったので突っ込んだプレイが多く、同様にお互いのしたいことが開放されているのでより快楽が増しているのが良いところ。

  • イカせない焦らしプレイ
  • 家に入るすんでのところで露出(ギリ人に見つからないタイミングで家に入れる)
  • ノーブラ体操服ブルマ自慰撮影(家の中なのにちゃんと上履きを履かせているところがわかっているし、うっすらな乳首勃起もエロい)

本編のセックスはアナルオンリー。

変態的なことや突っ込んだプレイはするんですけども、芯のところで女の子を大事にしているので「妊娠しやすい日」となった際にゴム or お尻で選択されたのが、それまでの前戯でほぐされていたお尻。

アナルをする、となった際に姪ちゃんがブルマの隙間からお尻の穴を開くシーンが名シーン。
ふとももの肉感と、奥に見える巨乳を楽しんで見て欲しい。

アナルプレイは3回、
マンぐり返し〜口内射精(しゃぶりではなくちょっと離れたところから射つのが◎)、コスプレ(既視感のあるやつw)ギュッと抱きしめエッチ、バック。

プレイとしてはギュッとしてるやつが愛があって好きでした。

ラスト、姪を家に送るシーンでほっこりとしますが、更に追加で露出。性癖を開花させた上で本作完結。

基本的には女の子を大事にしているので、嫌悪感がないというのが良いところですし、結果的に姪ちゃんが激しく気持ちよくなっているので読んでいる側も気持ちがいい。
(これはサークルさんの特色な気がしていて最終ラインの優しさはちゃんと守っているというのが好き)

ごちそうさまでした。続きはあるのかな?

■作品


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