せきえま

ハチミン「カゾク狂ミ」感想


えいとまん先生のサークル・ハチミンのC97新刊「カゾク狂ミ」を読みました。

電子版販売までの流れとして興味深かったのがNTRなのかNTRではないのか議論。

この問いについて、個人的な考えとしては「NTRではない」でした。
作品紹介あらすじを読めばだいたい分かるのでは?と考えたためなのですが、本作の作品あらすじを読んだだけだと展開はわからないですね・・・
※結果としてFANZAの作品ページには寝取られ・NTRのタグがついたようでした。

そんな経緯があった作品がどんなものなのかという感想を書いてみようと思います。

ハチミン「カゾク狂ミ」


カゾク狂ミ

内容

片親同士の幼馴染の光太郎とは家族同然の付き合いだった一花(いちか)、つい彼から長年の思いを打ち明けられる。

一花は光太郎と結ばれることができるのか……

女の子が恋のために抗うお話です。
作 えいとまん

登場人物

一花
光太郎
光太郎の父

冒頭の話からもう展開はわかるな?w

プレイ内容/属性キーワード

女子校生
幼馴染
両思いの男の父

感想「エロさの強さ、登場人物の関係性が面白い一作」

最初から最後まで読み通して「カゾク狂ミ」(かぞくぐるみ)ってすごく優秀なタイトルですよこれは。

一花と光太郎

あらすじにある通り、光太郎と一花は片親同士。一花は母親だけ、光太郎は父親だけ。

光太郎の母親が亡くなった時からの関係で、以来、幸太郎の家の「お母さん」として振る舞って過ごしている。
そんな期間を長く過ごしているある日ついに光太郎からの告白。

「好きってそういう好き?」
「うん」
「お母さんとしてじゃなくて?」
「うん」

・・・

前半のこの輝かしい展開が良いのですよね。完全なラブストーリー。

自分は光太郎のことを好きだったけど「お母さんとして」しか思われていないのではないかという気持ちがどこかにあって、そんな時期を長く経ての告白。
びっくりしすぎて何故か敬語に変わってしまう言葉遣い、光太郎の家を出て玄関で一人になってからのドキドキやソワソワ。
恋する乙女のそれ。

一花と光太郎の父親

そしてそこに光太郎の父親の帰宅です。

完 全 な ラ ブ ス ト ー リ ー か ら の 転 換 。

帰ってきた父親が一花に「ただいま夏子」。

「お母さん」のダブルミーニングがここで現れます。

一花と光太郎の父はあることをきっかけに身体の関係を持つようになっており、その日も性的な行為(クンニ・手マン・潮吹き)。

苦手な人は苦手な展開ではあるのですけども、個人的には

  • 両想いになった!となった後にこういう関係になったわけではない(既にこの時点で父親に陥落されている)
  • ある程度、父親もかわいそうではある(現実にあったら絶対ダメ案件ではあるのですけどもw)

という3点から極端な胸糞作品でもないのでは?と感じました。

何よりも一花のイカせられっぷりが激しく、日常の色恋が薄らいでしまうような快楽を得ているような描写なので嫌悪感はあったとしても薄らぐと思うのですよね。

光太郎への告白の返事

光太郎が「週末に告白の返事が決まったらここに来て」と指定したその日に父親との(最後の)セックス。

自分の好きな人のためにこんなことはもうやめると抗う気持ちがありつつも、その反面で今まで十分に調教されきっている身体。
激しいセックス、虚ろになっていく言葉・・・

このへんの快楽堕ちの表現がドチャクソにエロく、やはり個人的には悲しさよりもエロのほうが上回ります。
※ただし射精時の光太郎への思いを塗り替えられる時の描写はちょっとエグめですw

むせ返るような場のセックスが展開、中出しの後、お漏らしをしてしまうほど堕とされた後、光太郎との待ち合わせの場所へ。

(ネタバレなので伏せますが)告白の返事を光太郎にしてハッピーエンド・・・からの展開、この収束、最高にゾクゾクしました。

構成の美しさが光り、そしてエロい。

好きなシーンはセックス中に一花の呂律が回っていないシーンです。
快楽が理性を上回る感じすごく好き。
ごちそうさまでした。

■収録

 
■作品リスト