せきえま

でぃえすおー「はじめての夏」〜「はじめての春」シリーズ感想


サークル・でぃえすおー(ももこ先生)の「はじめての」シリーズ(※)の全感想をまとめました。
※「はじめての夏」「はじめての秋」「はじめての冬」「はじめての春」

全編通した感想を一言で書くと「現世でどんな徳を積めばこんな良いイチャラブセックスができるの?」といった甘々作品です。

もくじ

 

「はじめての夏」

はじめての夏
はじめての夏

内容

初めて出来た彼女と過ごす夏の話。
初々しいいちゃいちゃえっち物語です。

登場人物

  • 総司
  • 香澄

 

「はじめての夏」感想

最初の話です。
二人が付き合い始めてから初めてのエッチまで。

付き合ってから総司の部屋で二人っきりになって、アニメを見ながら二人で肩を並べて、さあエッチ・・・という時にカーチャンの「友達きてるの?お菓子あるわよ!」の掛け声・・・
カーチャン・・・w

そしてその日は「・・・また今度」とお預けに。

お家のカーチャン妨害はあるあるなんですけども、主人公の総司の想いを引き立てるイベントになっています。

総司はガツガツしているわけではない草食系寄りの男子で、エッチはしたいんだけど引かれないかなとかエロいことばっかり考えてると思われたら嫌だなと考えるタイプ。

いつできるのかなと思いつつも言えないまま悶々としている感じ、思春期感が出ていてとてもいいです。共感する人きっと多いよねw

そんな悶々としていたある日、香澄からの「今日うち親帰ってくるの遅いんだけど」。

満を持してエッチ。

私この初エッチの前戯(※)の制服の下からおっぱいを触るシーンと雰囲気がすごく好きなんですよ。最推し。

※雰囲気的には「前戯」というよりも「これからする前のいい雰囲気のいちゃいちゃ」。

「おっぱい触っていい?」と聞いて、香澄が自ら制服の下のブラを外し、制服の下が裸になっている状態で制服を脱がさずにおっぱいを触る。乳首を弄る。エロい。

ここでも素晴らしいのは制服の下からおっぱいを揉んでいる制服の中風景を描いているところですよね。第三者として制服の下に潜っている感じの視点がとてもエロい。

そこからの前戯(腰浮かせ指マン好き)、セックスの初挿入のぎこちなさ、色んなところに触れたりしながらのエッチで射精前に「キスしながらが良い」と正常位手つなぎ密着エッチ。なんだこれは最高なのか。

エッチの後もふんわりとした温かい空気で終了。

 

「はじめての秋」

はじめての秋
はじめての秋

内容

はじめてシリーズ秋編、夏休みはしゃぎすぎてお小遣いが尽きコンドームを
買うためにバイトを始めるも性欲の秋なのにセックスが出来なくてツライ日常!
相変わらず彼女はすりすり甘えてくるし誘惑してくるのでちょっとくらいなら
いいのでは…?!
最後まで挿入しないひたすら素股ックス本です!!!

おまけでコミティア131(2020年2月イベント)で発行した放課後の部屋の漫画も収録しています。

 

「はじめての秋」感想

夏休み中にセックスしまくったらコンドームでお金がなくなってバイトを初めた話。
(コンドームに「学割とか無いもんかね?」で笑いましたw)

本編メインは学校の教室で二人きりでキスを1回。

最初からエッチなことをするつもりでいたわけではないのだけど、キス繰り返しているうちにどんどんエッチな気持ちになってきて、パンツをちょっとめくって性器を触ってみたり、おっぱいを触ったりとどんどんエッチになっていく行為。 

流れが自然で素敵。

香澄にズボンのファスナーを降ろされ、もう(学校で)してしまって良いのでは・・・となって、読み手としてもこのまま行くのか・・・?となるんですけども総司の「ゴムがない!」(すごく偉い)。

そこで出した結論が素股。

「生ではしちゃいけない」という一定の理性がありつつも、射精はしたいという欲望もあり、最適解が素股。素晴らしい結論です。

学校だから全裸でもなく、最低限露出するところを露出しての素股。そのまま射精フィニッシュ。

最推しシーンは素股を総司の背後側から描かれている、香澄がちょっとガニ股気味になって足がガクガクしているシーンです。

この一コマに気持ちよさが集約されててエロすぎる。

※おまけ漫画(8ページ)は香澄視点からのエッチ。男性視点で見ると「男は見抜かれてるんだなあ」とちょっと赤面しますw

 

「はじめての冬」

はじめての冬
はじめての冬

内容

はじめてシリーズ冬編、クレーンゲームで在庫処分のコスプレ闇袋を
見つけ好奇心からやってみると在庫処分だけあって簡単にゲット!
袋の中身はメイド服やサンタ服などのコスプレ品と思いきやマイクロビキニで…?

おまけでコミティア131(2020年2月イベント)で発行した放課後の部屋の漫画も収録しています。

 

「はじめての冬」感想

学校帰りにコスプレ服の処分品のクレーンゲームをやったところ取れ、家で開けてみたところマイクロビキニだったという話。

総司が着てほしそうにしているので、マイクロビキニを着てくれるのですが着替えるところを見られたくないので背後で着替え・・・振り返ると、制服の香澄。
マイクロビキニが心許ないので制服を上に着ているという状態。天使か。

読み手として素晴らしいなと思うのは

  • 「恥ずかしいから制服を上に着ている」→かわいい
  • 「見るために制服を上に捲くる」→エロい

という二段階構成で楽しめるところですねw

そしてエッチな流れになり、挿れる直前、ゴムを付ける際に香澄がちょいフェラ。
総司が「ちんちん初めて舐めてもらった」と思ってるところ、素敵すぎて、季節を2つ跨いでセックスはいっぱいしているのにフェラはしていない(逆に言うとさせていない)というラブイチャっぷりが尊い。

面白いものでちょいフェラ(ちょい舐めくらい)なのにめちゃくちゃエロいんですよねw

その後、濃厚エッチ。
好きなシーンは香澄が腰を少し突き上げるようにエッチしているところと寝バックっぽい体位で脚を開いているところの脚と足の指のビクビク感でした。好きあっている二人が性を全開にして重なるのって気持ちがいいのだろうなーという瞬間。

※おまけ漫画は「秋」と同じく香澄視点。やっぱり男子目線で見ると赤面してしまいますw あとおっぱいに性器当てるシーンも好きです。

いっぱいエッチしまくっているはずなのに季節ごとに全然違うエッチの風景があるのは良すぎました。学生のイチャラブエッチの極みみたいな作品。
ごちそうさまでした。

 

「はじめての春」


はじめての春

内容

C98新刊はじめての春

はじめてシリーズ春編、彼女の誕生日に何を贈ろうか迷った総司は
本人に聞いてみることに…するとお泊りがしたい!と返答が来て
初めてのラブホに泊まることに…?!

 

「はじめての春」感想

今回はラブホテル!

ラブホテルは「絶対にエッチする」というのが明確で最高に好きです。

本作、ラブホテルに行ってエッチをするというのがメインなのですが、注目したいのはラブホ一直線ではなく周辺のディテールを描いている点。

  • 親にどうやって偽装工作するか
  • 服装は大丈夫か(高校生なので)
  • ラブホの場所選び(地元から近いのはNG、かといって田舎すぎても目立つ)

この前戯の前戯みたいな感じ、「ラブホテルに行く」という高揚感がより高まっていきます。

ラブホ(兎祥寺駅w)に入ってからも、いきなりエッチするわけではなく、部屋の中を見て、テレビを点けてみて、寄り添って・・・からのエッチ、とちょっと遠回りする空気感もナチュラルで心地良い。

そしてキスをして、私服のままベッドの上で始まります。

エッチシーンですごいなと感じたのは、冬編でちょっとだけ差し込まれたフェラ描写に関わってくるフェラシーン。

今回は「舐めてみたいんだけど・・・」とフェラを「する」のを明確に出してくるところがポイント。
総司が優しい男の子なので求めもしなかったんでしょうけども、香澄は香澄で舐めるということにこれまで引かれるんじゃないかとか躊躇いのようなあったのかもしれません。
(聞いているときにちんちん触ったまま手をもぞもぞさせてるのもかわいく、香澄の緊張感のようなものが伝わってきます。また、本作のこのシーン見た後に冬を改めて見ると冬のちょい舐めシーンの前にちょっと様子を伺っている感じのシーンの味わい方もまた変わってきます。とてもいい・・・)

こういう一つの殻を破れるのもラブホセックスならではだなと感じます。

舌を丁寧に使ったフェラをしてもらった後に挿入、ベッドの上で服を着たまま1回セックス、その後に全裸セックス、お風呂で(冬編に出てきた)マイクロビキニセックス、その後もベッドに戻ってセックス。
翌朝にゴミ箱に大量の使われたゴム・・・これこそラブホテルですよね!

今までは家、学校、家と来ていて、もちろん親がいなかったり見つかりにくい環境でエッチをしているわけですけども、今回に関しては誰に見つかるわけでもなく、帰らなくてはいけないという縛りもない自由さがあるわけです。
その開放感がある中、部屋でひたすらイチャイチャして気持ちいいことをする良さが詰まっています。

本作、それぞれのシーンがエッチなのですけども作品一連の流れとしてエロいことをする大きな波のようなものを感じられるのがとても良いですし、またあとがきの裏テーマを見て、再び夏から読み返す、というのも隠れ楽しみの一つとしてあってとても良かったです。
(個別のシーンはやはりフェラシーンと、最初の服着たままセックスと最後の全裸セックスで肌を重ねている時のコントラストが好きです)

ニコニコしながらエロい気持ちになれる秀作でした。
ごちそうさまでした。ありがとうございました。