「快楽天ビースト 2019年07月号」を読みました。
毎回毎回言っている通り全般的にエロくて素敵だったんですけど、今回はもっとも気になった三作品まで絞るのは割と早くできて、ピックアップしたい作品も早めに決まりました。
展開の意外さと面白さで山石18先生の「エロングセミナー」の感想を書きたいと思います。
(デビュー第2作だそうです)
山石18「エロングセミナー」感想(「快楽天ビースト 2019年07月号」)
「快楽天ビースト 2019年07月号」収録作品
- ヨルノトバリ/こっぺ
- 出会いは16年前/平間ひろかず
- トリプルヘブン/kakao
- 彼女と水着に着替えたら/紅村かる
- 常陸中さんは断れない/一ノ瀬ランド
- となりのレイコさん/Shingo.
- VSメスガキ/ろてり
- むちむちオナドル発情中◆/藤ます
- インカンください!/山芋とろろ
- 華乱忍法帖~かすみ開花~/加山紀章
- ひかげちゃん/夏桜
- デリガール/黒輪
- うす紅色の面影/ベコ太郎
- QUEEN/武将武
- エロングセミナー/山石18
- Look at me!/大山樹奈
- アナルマゲドン/火鳥
「エロングセミナー」ざっくりあらすじ
伸二と竜也が合コンに行ったら通っている大学の教師・鈴谷咲先生がいて、咲先生の女友達から「同じキャバクラで働いていた」と聞かされ、それを種に先生とうまいことエッチをしようとする話。
プレイ内容/属性キーワード
- 女性の部屋
- 巨乳
- フェラ
- 3P
- 中出し
ざっくりレビュー「セックスそのものが明るい良作」
学校の先生が昔キャバクラで働いていた→「交換条件として先生の部屋で二次会やりましょうよ」。
この流れだと先生が男にされるがままにされて生中出しハメセックスで一丁上がり!みたいな流れなのかなと思っていたんですけども、そうではなかったw
咲先生の底力
伸二と竜也はもちろん「先生とエッチをする」という目論見があるわけで、三人で先生の部屋に行ってソファに座り、さり気なく胸に触って服を脱がす。
そして乳首を舐め、パンツの中に手を入れ・・・
ここまでは主人公の二人も読者も想定通りの流れなんですよね。
「先生僕もう我慢できないです」と伸二がズボンを下ろし、このあたりからちょっとづつ感覚のズレが出てきます。
「先生もガマンしなくてもいいっすよ」
「うぅもう仕方ないなあ 1回だけだよ」
抵抗するどころか、まさかのこの軽さw
そこから「もしかして初めて?」「慌てなくていいよ」と、段々と咲先生の底力が見えてきて、イキそうになった時の「そのまま出していいよ」ががまたライトでとても良いw
部屋で酒を飲み始めた時の会話。キャバクラの会話のくだり、
「酔ってくる男どもを手玉に取ったり」
「私はそこまで汚れてません!心も体もキレイです!」
この前振りと後半の咲先生とのギャップが流れとして意外性を生んでいて面白い。
清楚だと思わせておいての淫乱パートがとても良い
さて、肝心のエロパートですが、前半の服を脱がすシーン、服のリボンを解くシーンからのブラ出し乳出しが導入部の流れとしてとてもエロいです。
酔った勢いで清楚な女性とヤッてしまうというちょっと悪いことをしているような背徳感が出てくるわけなんですね。
ところが前述の通り、蓋を開けてみたらとんだ淫乱な女の人だったというのが素晴らしいところですよねw
(淫乱、というか、セックスが好きという感覚が正しいのかも知れない)
なし崩し的にセックスをするということになっても男性器を見て「おっきいね」という余裕がありますし、バックで突かれながらのフェラ3Pという割と無茶なプレイ、そして中出しにも相応に対応できる力量がある。
何よりも最高なのが何回かセックスをした後のラストシーンの咲先生「楽しくなってきたね」。
あれ、この人、相当な手練じゃないのか、とw
食ってしまおうと思ったら食われてしまったという逆転劇。
セックスそのものが明るく良いものとして描かれている良作。
ありがとうございました。
ちなみにパイ射のシーンが好きです。
■作品リスト
■収録