せきえま

サイクロン「ユメカ ウツツカ」感想


サークル・サイクロンさんの新作「ユメカ ウツツカ」を読みました。

同サークルさんの作品、実は本作が初見。

催眠作品としてじっくりと描かれているところが非常に印象的で、どんどん表情がエッチになっていくのがとても良かった。

サイクロン「ユメカ ウツツカ」

ユメカ ウツツカ
ユメカ ウツツカ

内容

「斎藤 美咲」は人一倍、肝が据わったクール少女。
反抗的ではないがマイペース。感情をあまり出すほうではない性格に加え、
教師が相手でも怖気づくことの無い態度ゆえ、周りからは不良と勘違いされる事もある。

そんな美咲の最近の悩みは、授業中の居眠り。
成績も低下気味で、放課後は頻繁に映像授業の補習を強いられていた。

今日も、セクハラまがいの担任から補習のためのディスクを受け取る美咲。
だが、渡された教材は……

担任によって差し替えられた「催●導入ビデオ」。

放課後、映像自習室にそっと忍び込んだ担任は、ビデオによって催●状態となった
美咲の服を脱がし、暗示を仕込んでいく…。

何もかも慣れた手つきの担任。
美咲はずっと前から狙われ、いくつもの罠を仕込まれ、まさに調教の真っ最中なのであった。

すべては、担任が理想とする「生オナホ」を手に入れるため。
斎藤美咲は今日も担任に暗示を植え付けられる。

登場人物

  • 斎藤美咲
  • 担任

感想「気持ちが入り込める丁寧な催眠描写」

巧みに催眠をかけられていき、教師の手中に堕ちていく女生徒の話。

丁寧な催眠描写

「居眠りが多い」というところから生徒指導室で担任に補講の映像資料(本当は催眠の映像)を渡されるところから始まるんですけど、授業中にキーとなるペンの音を聞かされ、美咲が眠ってしまうシーンがあって鶏の卵的な面白さがありますね。催眠が先か居眠りが先か、みたいな。

本作は催眠に至るまでの描写がとても丁寧で、ありがちな「何かを見たから一瞬で催眠にかかった」といった単純なものではなく、何度も何度も映像を見せるなどをしていたような描写があり、かつ、いよいよセックス、というところで催眠が解けかけてしまうようなところもあり、一筋縄でいかないところがとても良い。

そこに被せるように担任の催眠の掛け方が、真実と虚構を混ぜた催眠をかけたり、暗示と催眠を相互に作用させたりと戦略的。
この「考えられている感じ」が読み手からすると、ファンタジー的なものではなくリアルなものに感じられて、話に入り込める要素の一つでしょう。

「現実に催眠をかけようとしたらすごく手間がかかるんだぞ」と実感する。

作品タイトルの「ユメカ ウツツカ」もこういう境界線をぼかした催眠をかけているところから来ているのかなと想像したりしました。

催眠による性欲増強エロス

普段はクール系無表情、彼氏とも別に「したくないから」という理由でエッチもしていない、オナニーも月1回程度・・・と特に性欲自体は強くない美咲。
(身体は巨乳と太腿のむちむちさがエロい)

ところがそんな美咲が催眠で性感を高められているのでエッチ時の激しいギャップが素晴らしいですよね。
催眠をかけられて性欲が高まった状態の時のオナニーと、真骨頂であるところのホテルセックスで生挿入をした時のトロ顔が最推しです。

彼氏がいるのでNTRという分類にはなるのかも知れませんが、美咲が彼氏に対して強い背徳感を抱いているというよりも、担任とのエッチに対する嫌悪感(と気持ちよさ)の方が強めなのでNTR感は弱く、読む側の嫌悪感などは少なめ。

純粋に自分の意識とは裏腹に身体が反応してしまうエロさを感じることができました。
ごちそうさまでした。

続き楽しみ。ラストを見る限り続きあるはず・・・(願望)

(おまけ)
商品リンクの下、ちょっとネタバレのある余談を書きましたのでネタバレ苦手な人は注意。

■作品

ネタバレ余談・別作品「みだれうち」を読むと重ねがけされる陵辱感

本作を読んだ後にサークルさんの前作「みだれうち」「みだれうち2」を読みました。
(※「ユメカ ウツツカ」とは完全に別シリーズ)

「ユメカ ウツツカ」の最後のシーンで担任に催眠をかけられてオナホ化された女性が他に2人登場するんですが、そのうちの一人が「みだれうち」に登場する早川さん。

NTR色のかなり強い「みだれうち」の最後の良心のような存在だったのに、まさかこんなことになっているとは・・・w

前作の重ねがけのような陵辱感があって唸ってしまいましたw
こういう作品の絶妙なシンクロ加減といいますかファンサービス、すごく好き。