いまざなう「彼女とスローセックスでぐちゃぐちゃになる本3」感想

※UPDATE：「彼女とスローセックスでぐちゃぐちゃになる本3」の感想を追記しました。

「彼女とスローセックスでぐちゃぐちゃになる本1〜2」
「彼女とスローセックスでぐちゃぐちゃになる本1〜2」感想
「彼女とスローセックスでぐちゃぐちゃになる本3」
「彼女とスローセックスでぐちゃぐちゃになる本3」感想

いまざなう「彼女とスローセックスでぐちゃぐちゃになる本1〜2」

販売サイトを巡回していたらスローセックスを題材にした本を見つけました。
~~（執筆時点で1,2が刊行されていて2はDLsiteのみ販売）~~FANZA追加されました。

読んでみたら面白かったので感想を。

彼女とスローセックスでぐちゃぐちゃになる本

内容

スローセックスってどんな印象がありますか？「疲れそう」とか「なんかゆっくりやる感じ」とかですかね。僕もそんな感じでした。

でもスローセックスって疲れるのはまあ疲れるんですけど、なんかこう汗もかかずにゆったりまったりみたいな感じじゃなく、実際は尋常じゃなく汗もかくし、女の子はあまりの気持ちよさにずっと「あー」しか言えないみたいな感じなんですね。その良さが伝わったらいいなーと思って描いてみました。汗だく、いちゃらぶ、長時間、連続イキあたりが好きな方に刺さると思います。

この作品があなたのえっちなコレクションの一部になれますように。

感想「スローで溶けるような気持ちよさが◎」

カップル×ラブホテル。

セックスも既にしていて、初めてのセックスとかではなく違った体験として「こういうのをしてみたい」と彼女がネットで調べた情報を彼氏に提案する。
彼女がこういうセックスをしてみたいとはっきり言える、そしてしっかりそれに応えてセックスできる二人の関係性も素敵。

一日たっぷり使ってのスローセックス。（1,2ともに同じ人物、別日）

リアルな技法としても広まって欲しい

じっくりと味わうようなセックスを見たいという人向け。

エロ漫画に限らず、エロ作品では、激しくピストンしたり、ぶっかけたりとか、派手・過激な方が目立ちがちなものの、当然のことながらそれだけがセックスじゃない。

本作は派手さや過激さとは対をなすスローセックス漫画。

敢えてこういう題材で描くの新鮮ですし、なんならエロ漫画という枠に収まらずにリアルな技法（手法？）としても広まっていいんじゃないかと思いました。
（よくAVとかを見てセックスを覚えるなんて話も聞くので）

プレイ内容

スローセックスなのでゆっくりと気持ちよさを探っていくようなプレイ。
所作の一つ一つに念が入っている。

プレイ内容は次の通り（公式情報より抜粋）。

「彼女とスローセックスでぐちゃぐちゃになる本」（本編16p）

フェザータッチ、長時間キス、膣中馴染ませ、ピストンなし、長時間挿入…「これやってみようよ!」と彼女ちゃんがネットで見つけてきたスローセックスで、ふたりで汗だくになりながらセックスします。

「彼女とスローセックスでぐちゃぐちゃになる本2」（本編19p）

2回目のスローセックスをしようと今度はホテルに来たふたり。期待にもじもじする彼女ちゃんと甘いキス、焦らす前戯、長時間お互いの性器を馴染ませ、溶けるようなピストンなしの汗だくイチャラブセックスをします。

推しシーン

個人的に一番新鮮だったのが膣中馴染ませ。ピストンなしの長時間挿入。（1、2いずれもあり）

「こんなのあるんだ！」と思って調べたらゼクシィのサイトが出てきました。

実は女性の膣(ちつ)というのは挿入後、男性器を形状記憶するようにフィットします。そこで、おすすめしたいテクニックが、挿入したら一旦動かさず、しばらく置いておくこと。
女性の膣は、異物が入ってくると「局所反応」と言って、膣壁から膣分泌液が出ますから、挿入のタイミングでゆっくりと時間をかけると、膣の中の潤いがアップして性器同士がなじんできます。このなじませタイムは、サイズ感にお悩みの夫婦にもおすすめです。
（ゼクシィ夜の★相談室[10]カラダの相性を良くするには？）

シーンとしては2の背面からの膣中馴染ませセックスが特にオススメ。

ピストンしないので動きは少なめになるものの、挿入直後、10分後、30分後、1時間後・・・と時間軸を区切ることによりこの馴染み感が出ていてエッチさが伝わってきます。
だんだん馴染んできて、愛液がちょっとづつ滲み出てくるような感覚がイメージできますし、溶けるようで気持ちよさそう。

最終的に5時間（！）をかけてプレイ。
気持ちがいい反面、体験したことがない快感が来るというドキドキとその恐怖。
その恐怖をしっかりと受け止めてあげるような包容〜絶頂シーンが最高でした。気持ちいいってこういうことなんだよなという納得感がある。

身体の奥まで染み込ませるようなセックスを体感できる一作。
ごちそうさまでした。