せきえま

ミナトモ「タコパコ◆ナイト」感想(「失楽天 2019年02月号」収録)


「失楽天 2019年02月号」を読みました。

今回も例によってエロい作品が多いという感想なのですけども、なかなかぶっ飛んでるなという作品、ミナトモ先生「タコパコ◆ナイト」の感想を書きたいと思います。

ミナトモ「タコパコ◆ナイト」感想(「失楽天 2019年02月号」)

失楽天 2019年02月号
失楽天 2019年02月号

「失楽天 2019年02月号」収録作品

  • おちんぽあたためますか?/メメ50
  • オフパコちゃん/さめだ小判
  • パシリメイト/伊藤エイト
  • 小麦色ないと!!/中乃空
  • 洵さんのツマミグイ/utu
  • 豚嬢/ホン・トク
  • いいとこどり/火浦R
  • ほーむふろんと/TANABE
  • ぴったりしたい寒い夜/森ぐる太
  • 小悪魔てんぷて~しょん/東出イロドリ
  • すもももももももものウチ/池松
  • お正月のミサキさん/旅烏
  • おじゃまします。/はるゆきこ
  • タコパコ◆ナイト/ミナトモ
  • オナデリ奥さん/つげ安奈
  • 滴るイロゴト/燵成

「タコパコ◆ナイト」ざっくりあらすじ

失楽天 2019年02月号
失楽天 2019年02月号

女の子と付き合ったこともなく、話したこともほぼない藍田誠を友人の哲夫が女の子と一緒のタコパに誘ってくれて、途中で二人きりになってエッチする話。

プレイ内容/属性キーワード

  • タコパ
  • 童貞
  • 巨根
  • トイレ
  • 中出し

ざっくりレビュー「フェチ描写の強いエロ作品」

作品のノリと勢いがすごい。
結構なフェチ作品に分類され、読後「ヤバイ作品が来たな・・・w」と思いましたw

勢いのある童貞描写が素敵

まずこの作品の主人公・藍田誠に注目すべきでしょう。

女の子との接点もなく、もちろん童貞。
一方、部屋に残った水嶋亜美は直球で言いたいことをいうギャルで「きもっ」「なんで黙ってんの? ホントつまんないねー」というタイプ。

哲夫ともうひとりの女の子がいなくなり、亜美と二人きりになっても特に話すこともないという気まずさが流れる中、亜美がトイレに。

そして行って戻ってこないので見に行くと、そのままトイレでパンツを下ろしたまま寝ているのを目撃。

ここからですよね。

ここから多少エッチな展開になるのはまあエロ漫画なんでそうなんですけど、流れが独特w

陰毛を見て欲情してしまい、ペロッと舐めてみる、それでも起きないのでひたすら舐め続けてみる。
起きたものの「もっと気持ちよくしてあげるから・・・!!」と半裸(セーターを脱がせて腕のところで止めて動きにくくしているのがまた乙ですw)にさせ、裸を見た最初の感想が「水嶋さん腋毛生えてるの・・・?」w

初めて女の裸を見た時の感想って「おっぱいがどうだ」「性器がどうだ」という話になりがちなんですけども、腋に注目し、匂いを嗅ぎ、イク直前でも腋を舐める。このリアリティってなかなか凄いですよね。

普段目にしないところが目に入って「実は女の子の身体ってこんな感じなんだ!」という勢いを感じるw

真実は小説より奇なりというのはこういうことか(違)

誠の意志としては多分まだ「腋が好き」とかいう「フェチ」って段階ではないと思うんですよね。

はじめての女体の神秘に触れて感動している感じなんだと思いますw 
それがたまたま腋だっただけで。(変態気質はあると思うんですけども)

しっかり感じている亜美の描写が◎

誠の勢いでされるがままにされている本作ヒロインの亜美。

エッチ自体が「お互いに望んで」という類のものではなく、どちらかというと勢いでされてしまって、不本意なのが亜美の方だと思うのですけども、作品に悲壮感がないのが、トイレで寝たままクンニされてイッてしまう点、全裸にされても「ホントになんなのぉ・・・」と意外と余裕はある点、そして誠が腰を振っている時に脚をしっかりとホールドして腰を押さえつけている点あたりでしょうか。

セックスが初めてというわけではなさそうで、経験もそれなりにありそうなのと、セックスそのものは嫌いではないという雰囲気があるので流れは流れなんですけども、ちゃんとセックスを楽しんでいるという感じがします。

このヒロインの構え方で安心して読むことができるのはいいところ。

細々としたフェチ描写が強くエロい作品

そして作中が腋以外にもフェチだらけ。

  • 陰毛と尻穴に力を入れて描いている
  • トイレで放尿後に寝てしまったところをクンニ
  • トイレ後に脱がされて横にされるシーン(おっぱいの微乳感が好き)
  • 腋毛・腋舐め
  • コマをぶち抜く巨根描写
  • 挿入している時の脚の指に力が入っている描写
  • ブラのホックをところどころ丁寧に描いているところ

気になるところを挙げてみましたが、読めば読むほど味が出てくるスルメ作品ではないでしょうか。

癖がある(主に主人公に)作品ではあるものの、勢いが強くてすごく好きw
ごちそうさまでした。

■収録

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