せきえま

姫野蜜柑「ろりこんにちは!」感想


かつてLOで「いいものみ~つけた♪」を読んだことがあるのですが、作品が面白かったため単行本購入。

コメディ色の強いロ◯エロ漫画。

姫野蜜柑「ろりこんにちは!」

ろりこんにちは!
ろりこんにちは!

内容

よく笑って、ちょこまか動いて、ぺったんこでつるつるなちっちゃい娘さん、たくさん。

昔から「エロとギャグは相性が悪い」と言われるエロ漫画業界で、
ここまできっちり抜き所と笑い所を共存させている漫画家はこの人だけかも。
4冊目となる本書でも絶妙なバランスはそのままに
少女のビジュアルがぐっとグレードアップ!! 楽しく抜いちゃおう♪

感想「純粋に明るく楽しめるロ◯漫画」

コメディタッチのロ◯漫画。
9作品収録。196ページ。

単行本タイトルが駄洒落なのもコメディを象徴しています。
読んでて純粋にノリが面白いですw

明るいロ◯漫画を楽しみたい人向け。

シチュエーションは多岐に渡るもののオールコメディタッチ

関係性は一辺倒ではなく、多岐に渡っていてシチュエーション多め。

おおよその内容などは下記の通り。

作品 内容 備考
「いいものみ~つけた♪」 LOでも地味に少ないロリ×ショタの名作! クーデレなヒロインがv インピオ
「寝てるJ○のイトコを犯してみた」 生意気な従妹に愛の睡眠姦! 眠ってても身体は正直♪ 従兄弟
「幸せの青い鳥」 自宅に連れ込んだ日焼けJ○を脅してイタズラ! 動物ってすごい♪ 日焼け
「私の豚足おじさん」 お祭りで浴衣J○と怪しいおじさんがラブラブH♪ おじさんの正体は…? 親子(明言はなし)
「ヒーローお兄ちゃんの正体」 堅物のお兄ちゃんは、実は○○だったのです! 兄妹甘甘H♪ 睡眠姦
「初恋おっぱい」 本書NO.1ラブラブ&おっぱい♪恋する巨乳J○はやわらかい! 巨乳
「うちのさんたちゃん」 クリスマスの夜はHなロリサンタさんとイチャイチャしよう♪ ロリサンタ
「おーぷん・ざ・どあ」 関西弁ロリは姫野蜜柑に限る! 大人の扉を開いちゃおう♪ ロリコンの空き巣。関西弁
「面接へ行こう!」 関西弁&金髪ロリ♪ 他の漫画の子よりもちょっと発育いいぞ! 金髪ロリ

一般的に見たら、例えば公園で会った日焼けJ○を脅してイタズラ、親子セックス、ロ◯コンの空き巣とのセックスなど、ロ◯漫画の中でもヤバめではありますが、ことごとくコメディタッチに仕立てているのは凄い技量。

話の一つ一つにギャグ要素が入ってくるので、後ろめたさがなく読後感が気持ちいいのが最大の特長です。

コメディだからといって、エロくないかと言うとそういうわけではなく、「いけないこと」感はあってエロいですし、竿側が完全なるロ◯コン(男が飲尿する要素も2作品)なので勢いもあります。
対するヒロインはヒロインでも変態に対抗できるあっけらかんとした芯の強さがあるのも魅力。

推し作品

個人的な推し作品は「幸せの青い鳥」「私の豚足おじさん」。

幸せの青い鳥

公園でロ◯コンが日焼けJ○と会って、インコを仲介して部屋に連れ込みイタズラする話。

単行本の中では(ヒロイン的に)もっとも恐怖感の強い、脅迫まがいのシチュエーションに陥る作品。
・・・ではあるんですが、脅迫まがいのシチュエーションになってしまうのも全てインコの吐いた言葉が元となっていて、それがどこか抜けている空気を作り出していて面白い。

女の子からすると恐怖でしかないんですけども、読んでいて客観的に見る分には展開のコミカルさがあります。

それでいて話を彩る要素の半分は事案になりかねないリアルさがあり、ロ◯漫画のエロさの強さと、作風である面白さがうまく融合した漫画でした。

最終的にはもちろん平和に終わりますw

私の豚足おじさん

お祭りで歩いていたら一人になってしまい、豚のお面を被ったおじさんに声をかけられ一緒に遊ぶことになる話。浴衣。

ヒロインのるりちゃんは2歳の時に両親が離婚、一方の豚のお面のおじさんは娘が2歳の時に娘の性器を舐めているのがバレて離婚・娘の名前も「るり」。
・・・あっ(察し)
※ふたりはこの関係性を認識していませんw

おしっこをしようと茂みでしようとしたら、奥でカップルがセックスをしていて、気付いたら豚足おじさんに後ろから触られていて・・・という展開。

個人的に大好きなのは浴衣の開け具合のずらしながらエッチして全脱ぎしないところ。そして、割とあっけらかんとしているるりちゃんがちょっとづつ蕩けた表情になるところなどが最高にえっちで魅力的。

ばっちり浴衣中出しをしてフィニッシュ。
これももちろん平和に終了w

後日談のおまけつき

単行本ならではのサービス精神と言うか、いいなと思ったのは、各話のおまけマンガがそれぞれ1ページづつ最後に差し込まれているところ。
月刊誌で読んだことある人も単行本でこういう楽しみがあるのは良いですよね。
「私の豚足おじさん」後日談が笑えますw

コメディエロマンガの強い力を感じる一冊でした。使用感と読後感の爽快感が素敵でした。
ごちそうさまでした。

■作品

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