自分のライフサイクルであるFANZAの散歩をしていたら、同人コーナーに気になるタイトルがありました。
「昔はカッコよかった」
このタイトルだけで「何があったんだ」と気になるところ、そしてサンプルを読んでみたらあっという間に引き込まれたので購入。
ちょっと切なさがありながらも、エロ度としては充足できる作品でした。
すぺ「昔はカッコよかった」
内容
昔はカッコよかったけど今では不登校のお姉ちゃん。姉と弟の少し切ない純愛えっちまんがとなっております。
【仕様】
ページ数:本文51P
画像形式:png
画像サイズ:縦2000ピクセル
プレイ内容/属性キーワード
- お姉ちゃん(姉弟)
- 巨乳
- 乳首勃ち
- 潮吹き
- 中出し
- 家族愛
ざっくりレビュー「姉弟愛とエロの見事な融合作品」
昔はカッコよかったものの病気になってしまって不登校・ビクビクしながら過ごしているお姉ちゃんと、弟の話。
病気に関しての解釈は難しいところなんですけど、根っこにあるのは弟(ゆうた)の「お姉ちゃんに生きていてほしい」という家族愛で、導入が邪ではないのがとてもいい。
エロ×「生きる」
「お姉ちゃんが死んでしまうのではないか」と心配した弟が自分にもできることとして見出したのが「姉ちゃんに裸になってもらってそれを見ること(≒エロいということを認識して価値のあることを認識させる)」という流れ。
最初にただ部屋で全裸を見せてもらうだけなんですけど、この場の緊張感、そしてすることが「勃っている乳首を触るだけ」というのが二重にエロい。
ここでいきなりセックスじゃないのがいいですよね。
姉弟だし、全裸を見せてもらうというのもかなり歪ではありますし、弟もそれを自覚して乳首を触るのにも大緊張しているのも素敵。
去り際に「今日はもう寝るけど、明日も必ず生きているように!」と全裸のお姉ちゃんに声を掛けるシーンとか、普段勉強しなかった弟がお姉ちゃんの面倒を見ていこうと勉強を真剣にしようとしているシーンとかこみ上げてくるものがあります。
2回目の全裸でそのままエッチ
そして翌日2回目に全裸を見せてもらいに部屋に入ったところ、ちょうど脱いでいるところで、お尻が見え、そのままよく見せてもらったところに我慢ができず手マン、潮吹き。
柔らかいベッドの上にポフっと倒れた全裸の姉に興奮して、自分が服を脱ぎ捨てそのまま挿入中出し。
昔のカッコよかった頃の姉と、今の、感じて間の抜けた表情をしている姉とが混濁してめちゃくちゃエロいです。
この作品、なにが優秀かって、姉の表情とちょっと気の抜けている足の開き方とかですよね。
カッコよかった姉がだらしない表情をしていたり、だらしなく足を開いているシーンがめちゃくちゃエロいのですよ。
病気という背景もあるので読み手としてはそれをエロ目的だけで見てしまうのもちょっと心苦しい部分もあったりするのですが、最終的にお姉ちゃんの弟に対しての愛情が目一杯表現されていますし、それがお姉ちゃんの生きる糧みたいなものになっているので「エロとして見ていいのか」みたいな戸惑いを打ち消してくれていると思います。
姉のためにがんばる弟、応えようとする姉。
「生きる」という軸の上にあるエロさが融合されているとても素晴らしい話。
続編もあるっぽい(巻末に書かれていた)ので心待ちにしてみたいと思います。
ごちそうさまでした。
すぺ「昔はカッコよかった2」
内容
昔はカッコよかったけど今では不登校のお姉ちゃん。姉と弟の少し切ない純愛えっちまんがとなっております。
※本作品は前作「昔はカッコよかった」の続編となっております。
読みました。
エロさは前編から十分に担保されてるんだけど、それ以上にもうお姉ちゃんのことが心配で心配でしょうがなくなったりするので、本当に良かったねという感じの感想です。
ハッピーエンドでシリーズも完結。
(最初見逃していたのですが、あとがきのあとに後日談も描かれているのでお見逃しなく!)
2のエッチシーンはエッチの前に脱ぐシーンがちゃんと描かれているところとフェラシーンが好きです。