せきえま

天ぷら土左衛門「この本、借りてもい?」感想


販売サイトで気になってた作品を購入。静かに面白い作品だったので感想を。

全然関係ないですが天ぷら土左衛門さん、印象に残る名前ですよね。
(※同氏のサークル名が「灼熱ゴリラの戻し汁」でまたインパクトが強い)

天ぷら土左衛門「この本、借りてもい?」

前後編の2部構成。

この本、借りてもい?(前編)
この本、借りてもい?(前編)

内容

「さ…触っていいの?」「うん…」

少女が下着をゆっくりと外すと、少年の目の前にまだ発育途中の双丘が現れた。
初めて見る同年代の少女の乳房から目が離せない少年は、けして大きくはない少女のふくらみに手を伸ばす。
淡桃色の先端に触れた瞬間、顔を赤らめた少女はびくっと体を震わせて…。

明里(あかり)は祖父が昔住んでいた家に向かう途中、座り込んでいる男の子に出会う。
親戚の家に連れてこられたものの、道に迷ってしまっていたという少年を助けた明星は、趣味の読書をきっかけに少年と打ち解けていき…。

読書から始まる少年少女のヒミツの関係…この本、借りてもい?【前編】

この本、借りてもい? (後編)
この本、借りてもい? (後編)

内容

「は…恥ずかしいよ」
「この体勢で触って欲しい…です…」

初めて赤の他人に生まれたばかりの姿を見せる2人。緊張と好奇心が高まっていく
穢れを知らない互いの秘部を優しく、愛でる様に触れ合う。
合間に交わす、キスもまだ慣れないが初めて感じる幸せな気持ちを噛みしめながら唇を重ねる。そして膨張しきった肉棒を少女の充分に潤った陰裂にゆっくりと重ね合わせ…

明里(あかり)は祖父が昔住んでいた家に向かう途中、座り込んでいる男の子(あつし)
に出会う。親戚の家に連れてこられたものの、道に迷ってしまっていたという少年を助けた明里は、趣味の読書をきっかけに少年と打ち解けていき…。

読書から始まる少年少女のヒミツの関係…この本、借りてもい?【後編】

感想「性の知識が潤沢ではない二人がお互いの思うがままに動いてエッチするのがエロい」

田舎道で偶然であった地元の子と帰省で来ていた同じ年の子が関係を持つ。
まったくの赤の他人であるものの本をきっかけにして仲が深まっていくところからのタイトル。
(きっかけとなる作中の本もエッチな本ではなく世界記録の本)

前:31P、後:35P。

プレイ内容

いかにも年相応なウブさ、特別学校などでも積極的ではなさそうな二人で展開する話。イチャ度高め。
ジャンルとしてはギリギリインピオの範囲(C年代)で、ふたりともやせ型、生えかけの陰毛。成長過程という体つき。
ヒロイン・明里は微乳。こちらもふくらみかけの成長過程。

プレイ内容は以下。

  • 前:おっぱい弄り、キス、ハグ
  • 後:オナニー見せあい、キスしながら相互弄り、ゴムありセックス

直接的な心情描写はほとんど描かれないものの仕草の一つ一つから「こんなことを考えているのかな?」と登場人物になった気持ちで想像しながらドキドキする一作。

ハグの時の肌の密着・胸の圧迫とかもエッチ。

推しシーン

何がもっとも凄いかって場の雰囲気力が凄い。

脱いで裸を見せあってすぐにセックスというわけではなく、胸を触ったり、性器を触らせてもらおうとして怖いからお互いで自分が触るところを見せ合う、そこからふんわりとお互いに性器を触り合うところとか。
挿入のセックスシーンもお互い大絶頂を迎えるというわけではなく明里の方は半泣きでもあるんだけどそれが初セックスシーンとしてもリアル。

それでヒロイン側が痛いだけで気持ちよくないかと言うとそういうわけでもなく、あつしの射精後にギュッと抱きしめて笑みを浮かべているところに気持ちよさや多幸感がある。

性の知識が潤沢ではない二人がお互いの思うがままに動いてエッチしていて、挿入だけじゃなくて、一連の流れがすべてセックスという作りになっていて気持ちいい。

個人的には向き合ってキスしながら胸や性器を触る相互いじりのところが大好きです

いわゆる初セックスで大絶頂を迎えるようなエロ漫画的な派手さではなく、リアルにこの年齢層の人がエッチをしたらこういう感じになるという温度感の向き合い方をギュッと濃縮した作品。
没入感が強くて大変エッチでした。ごちそうさまでした。

作品


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