サークル・でぃえすおー(ももこ先生)の「アパートの片隅で」を読みました。
快楽天 2018年12月号に収録された「東京の片隅で」の後日談なんですけども、なんだこれすごいw
本作だけでも十分楽しめるんですけど、商業誌を読んでるとより一層楽しめるという素敵な仕掛けが入っていた。
でぃえすおー「アパートの片隅で」
内容
ひょんなことから知り合ってセックスして以来
懐かれてちょくちょく家にくるようになったお姉さんとの
だらしない日常セックス漫画。漫画本文28ページ(JPG画像、PDF同梱)。
商業作「東京の片隅で」の後日談にあたりますがこれ一作だけでも
問題なく読めます。
登場人物
メイン
- 四之宮(ゆーすけ)
- 唯
よくよく過去作品「東京の片隅で」を読み直してみたら、四之宮の名前が出てくるの一番最後ですし、唯に至っては当初名前が出てこなかったんですねw
(居酒屋で出会った二人がエッチするという話なので自然な流れでもあるのですけども)
その他
- 桜井(本人は出てきてない)
- ハル兄
- 天音
プレイ内容/属性キーワード
- コーポうさぎ
- 関西弁
- 日常えっち
- 自宅
- ゴムあり
感想「作品の繋がりが◎。日常にあふれるセックスを楽しむ良作」
えっちとは別に私が凄くいいなと思ったのは「コーポうさぎ」ですよねw
「コーポうさぎ」作品の関連性がとても良い
ここ最近のももこ先生の作品で「コーポうさぎ」の住人について描かれた作品は次の三作。
- 「東京の片隅で」(快楽天 2018年12月号収録)
- 「積雪」(COMIC快楽天 2019年03月号収録)
- 「となりの人」(COMIC快楽天 2019年06月号収録)
今回の同人誌が「東京の片隅で」の後日談。
この作品群のひとつ、「積雪」のラストシーンで作品の主役であるハル兄と天音が、アパートの玄関先で隣人の四之宮と唯と少し話すというのがあったんですね。
(本当に日常のちょっとした一コマ)
その「積雪」ラストシーンがハル兄と天音視点だったのに対して、本作「アパートの片隅で」では同じシーンが四之宮・唯視点で描かれている。この演出、凄く良くないですか!?w
「おおー!」って声出てしまったw
日常にあふれるセックス
本筋のエロい話からそれてしまいましたw
作品のエロさは唯さんがセックスが好きそうなところがいいですよね。
セックスが好きと言っても淫乱というわけでもなく、生活の一部として楽しんでいて気持ちよくなっているという感じ。
してほしいことがあったら言うし、自分で気持ちよくなれるようにコントロールできている。
そしてやることをやったらそのまま寝てしまうw 自由度が高いw
でも実際にこういうお姉さんと一緒に暮らしてセックスしたら気持ちいいんだろうなと思いますし、セックスを楽しんでいるという姿勢が何よりも気持ちがいい。
体位としてはベッドで足をぎゅっとホールドしているシーンがとても良く、性的にはラスト射精時に肩とお尻に力が入ってイッているシーンがとても良かったです。
日常にあふれるセックスを楽しむ良作でした。
ありがとうございました。