せきえま

木谷椎「泡のお姫様」感想

気になっていた木谷椎先生の「泡のお姫様」を購入しました。

ロリソープという現実世界に存在しないソープランドが舞台。

そのアングラ感に足を突っ込んでいるヤバさと、ソープというエロさが入り混じって良い感じです。

木谷椎「泡のお姫様」


泡のお姫様

収録作品

  • 【泡のお姫様 x 話題のソープ!ニンフェットにようこそ 】
  • 【泡のお姫様 1 泡のお姫様 】
  • 【泡のお姫様 2 かりな姫と逆ソープ 】
  • 【泡のお姫様 3 泡姫ちゃんの新人研修】
  • 【泡のお姫様 4 まゆかちゃんと店外デート】
  • 【泡のお姫様 5 おんなのこの日・前編】
  • 【泡のお姫様 6 おんなのこの日・後編】
  • 【泡のお姫様 7 S優等生の射精管理! 】
  • 【泡のお姫様 8 ふぇありーの新人研修・再び?】
  • 【泡のお姫様 9 先輩泡姫ちゃんの卒業】
  • 【泡のお姫様 10 潜入!泡姫ちゃんの女子寮?前編】
  • 【泡のお姫様 11 潜入!泡姫ちゃんの女子寮?後編】

プレイ内容/属性キーワード

  • ソープランド
  • ロリソープ
  • 貧乳
  • 野外
  • 中出し
  • 複数プレイ

感想「アングラ度が高いドキドキ感」

基本的に二次元炉の人のテーマというのは「YESロリータ NOタッチ」(※)というのが前提としてあるわけじゃないですか。
※本作は「コミックLO」ではなく「デジタルぷにぺどッ!」の連載作品です。

エロマンガとしてエッチなシーンが存在してもそれはそれで一つのファンタジーとして現実とは分断されるんすよね。

その流れの中、ではロリを職業として使ったらどうなるか、というのが本作。ロリソープというわけです。
そして一冊まるごとソープの話(連載)です。圧巻。

非日常・非合法感

よく思うのはエロさというのはシチュエーションが重要だということ。
シチュエーションが想定もしていないものであればあるほど、ドキドキしてしまうものなんですよね。

本作のテーマであるロリソープもその一つで、仮に存在したとして、多分お店に入る時に相当やばい気分になっていると思いますし、実際にプレイしている時にそのヤバイ背景もあって滅茶苦茶にドキドキすると思うんですよね。

そんな非日常感のドキドキで言うと話の冒頭がとても良く、入店の際の身分証を写し取られるシーンが「ヤバイところに来た」という雰囲気が出ているのはとてもいいところ。
(ボーイの人も明らかに堅気ではない顔立ちw)。

直後にソープ嬢のまゆかちゃんが登場する時の雰囲気が一転するんですけど、ソープのプレイ中に見せるパンツの幼さとかがまたエロいけど、世間的にヤバイことをしている感じを激増させています。

作品全体に漂うこのアングラ感がとても良い。

「まゆかちゃんと店外デート」が変態度高く◎

前述の通りもう前提がアングラの世界なのでヤバイにはヤバイんです(だがそれがいい)。

ただ個人的にもっともヤバさがデカかったのが「まゆかちゃんと店外デート」。

学校帰りのまゆかちゃんと店外デート・・・そこからのラブホ、のはずが、まゆかちゃんに公園の外れの茂みに連れて行かれて木陰でお外フェラ。
もちろん近くには学校帰りの子がたくさん。

そのシチュエーションのヤバさもとても良いのですが、とても変態的で良いのが、主人公の「お兄ちゃん」がフェラをしているまゆかちゃんに

「ぱんつ見せて、まゆかちゃん」

と言うシーンですね。
変態性の高さとヤバさが輪をかけていてとても良いw

そしてそのまま外で口内射精。
個人的にはこのシーンのエスカレート度が最高でしたw

アングラな世界なので掘っていけば家庭の事情とか色々あるのだろうけど(ちょっとした描写はあり)、作品は暗さもなく、女の子が明るいというのは読んでいて気持ちがいいです。

登場人物も5人、タイプもそれぞれ違うので「ロリソープ」というジャンルが好きな人は読んだほうがいいであろう一冊。
ありがとうございました。

(あとがきを見る限り続編もある・・・のでしょうか?)

■収録

 
■作品リスト

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