せきえま

ae「月と向日葵」感想(COMIC BAVEL 2022年12月号収録)


COMIC BAVEL 2022年12月号に収録。もっとも心に来た作品だった。

ae「月と向日葵」

月と向日葵
月と向日葵

内容

成績がいいことだけが取り柄の清瀬。ある日図書室に行くとクラスの高嶺の花・橘陽茉莉が泣きながら勉強をしているところを目撃する。見かねた彼は彼女に勉強を教えることに…。共に放課後を過ごす時間が増えるほど、クラスでも住む世界が違う二人の距離はだんだんと縮まっていき…。セツナ系美麗純愛作家ae先生が贈る、惹かれ合う二人のアオハルラブストーリー!

感想

クラスのアイドルのような子と勉強きっかけで仲が深まる話。
アオハル、女子校生。22ページ。

プレイ内容

陰キャというほどじゃないけど、勉強のできる普通の男とクラスのポニーテール美少女。

プレイ内容は以下の通り。

  • 初エッチ
  • パイパン
  • 素股
  • 制服
  • 中出し
  • 滅茶ックス

推しシーン

自己肯定感の低い美少女の一面が大好きな皆さん!!!!

勉強の話のワンシーンで「こんなバカと一緒にされても困るよね」と陽茉莉がいうシーンがとても好き。

クラスの美少女とか、自己肯定感がすごく高そうで、接点が少ない時は「住む世界の違う相手」としか見えないんだけど、ちょっとした接点からそうではない、自分との共通の自己肯定感の低さなどが見えてくる。
人間の主観の面白いところですね。

住む世界が全く違いそうだけど、実は自分との似ている部分とか共通点とかがあったりして・・・という青春。若さ!

それでいて接点ができたから能天気にハッピーになるかというわけでもなく。
もちろん期待しないわけじゃないけど、どう接点を持ったって一瞬だけだよなって思っちゃう主人公の現実的な思考がまたリアル。
そこに感情移入しちゃうし、そこから話が展開されるところにドキドキする。

かつて自分が同年代だった時に遠い世界のように感じられたあの子も、ちょっとした接点でこうして交わることがあるのかもしれないなと思える、アオハルの極み。

陽茉莉は家に呼んだ時点で告白することを決めていたのだろうけど、誘ったときの伏し目がちな仕草もかわいいし、告白シーンの手の握り方もかわいい。

それでいて親の帰りが遅い日を狙うというのも良い。うまくいったらえっちするというのも決めていたのだろうか。
身体を重ねるとちょっと悪戯っぽい表情が見えたり、積極的になるの、えっちな内面はあったのかもしれないし、大人に化けている感じもする。好き。

エピローグのちょいイチャもピロートーク的な感じで後味の良い一作でした。お幸せに!!!
ごちそうさまでした。

作品

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