前回:安心感の高い純粋ラブイチャ初エッチ。みさおか「シュンくんとさなちゃん」
ラブホテル。
私がこのサイトの中でも何回か「好きなシチュエーションの一つ」として挙げてきたもの。
今回も「コミックジェシカ Vol.4」からの紹介。
鉢本「2人はエッチ部」
ラブホテルと、普通のセックスの雑然とした感じがよく表現されているのと、女の子側の「Hしたい!」欲がとてもよく表現されていて最高でした。
コミックジェシカ Vol.4収録:鉢本「2人はエッチ部」
まず単話売りの方から紹介。
鉢本「2人はエッチ部」
※無料サンプルあり
※「コミックジェシカ Vol.4」にも収録されています。
(あらすじ)
自分より背の高い女子に告白された!しかも目的はセックスととてもダイレクト!
さあ物理的包容力に長けた子にお互い満足いくまでエッチなことしてもらおう!体格差いいよね!
「自分より背の高い女子に告白された!しかも目的はセックスととてもダイレクト!」
こういうストレートなエロ表現ってありそうでなかなかないような気がする。だがそれがいい。
感想
「正太郎くんとセックスしたいだけなんです!」という大山さんの告白。「そういうの良くないと思います」と断られ、対案で「じゃあ部活動しましょう!エッチ部!」。
この流れが凄くいい。
エッチ部の活動ということで早速ラブホテルに行くことになるのですけども、やっぱりラブホテルって「これからエッチをする場所」という高揚感がある。
大山さんの方はもうセックスしたくてしょうがないという気分なので、照れている正太郎くんに対してグイグイ行くのも気持ちが良いですね。
「私、今日ブラジャーつけてこなかったんだ」とおもむろにおっぱいを丸出しにしたり、チンチンを出させて「これが恋しかった」という笑顔とか、挿入時にゴムつけてたのに上手く入らずに「こんなの付けてるから入らないんだよ」とか、セックスの最中に服が邪魔になって脱ぐシーンとか、もう最高ですね。
大山さんの性欲を愛せる作品。
あと、私がこの作品で評価できると思うところの一つとして「美しくないセックス」というのがあります。
例えばフェラチオをしているところを上からの角度で描いているシーンがあるんですけどもスカートからパンツが開けているし、お尻を突き上げているような状態になっていて、体勢としては全く美しくないんです。
でもこれってエッチの本質のような気がしているんですね。
エロマンガやエロ動画などの商業作品だと美しい体位、美しいポーズが描かれがちなんですけども実際のセックスってもっと雑然としていると思うんですよね。多分傍から客観的に見たら絶対美しくないと思うんです。
だからそういうちょっと商業臭の抜けた「美しくなさ」って私、すごくドキドキするんですよね。
その辺の「リアルさ」が描かれていてとても好きになれた作品でした。良かった。
■収録誌
■単話