「素敵なアナル感」ってなんだ、という話なのですが、東山翔先生の「Gift」を読んでました。
東山翔先生の作品の中でもかなり面白い一冊かなと。
ちょっと年齢層的な部分ではアレなんですけどもまあマンガということで。
(そういえば規制とかどうなるんですかね…)
東山翔「Gift」もくじ
Gift #1〜#6
Why Not?
Bewitched
(あらすじ)
主人公の少女・亜紀は、先天的に優れた才能を持って生まれた、いわゆる「Gifted」である。その能力ゆえに周囲から孤立し、亜紀は心を閉ざしていた。しかし、変態だが心あたたかい義兄・俊と身体を重ねるうちに少しずつ心をひらいていく…。
好きなシーン
Gift #2のラストシーン。
ちこちゃんの「あのっ 処女です!よろしくお願いします!」っていうのが好きですw
これはすごい和むw
で#3がまたとてもエロかったりするわけで。
感想
個人的にアナルが好きってこともないんですよね。
むしろエロ動画なんかだとアナル系の作品は偶発的に当たらない限りは見ないですし、全然興味もない。
漫画家の紺野あずれさんが「アナルをしたいんじゃない、本来使うべきところでないところを使わせるときの羞恥心のようなものがいいんだ!」ということを言っていましたが(※恋愛三次元デビュー)そんな感じかもしれません。
いや、でも好んでアナルマンガを見るわけでもないのでそうでもないのかな…
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東山翔先生の作品のなにがいいかって、やっぱりきちんと同意のあるセックスをしているところなんですよね。
この手のマンガは陵辱系が多い中、きちんと愛情のあるセックスをしている。そこが素晴らしい。
前にも書いたかもしれませんが陵辱系とか、同意を得ていないセックスってものすごく苦手で。
基本的にはエロマンガに集中して、自分を投影しながら読むので賢者タイムを迎えた瞬間の何とも言えない後味の悪さが残ってしまうんですよね。
この作品にはそういう後ろめたさが全くなく、主人公の女の子・亜紀ちゃんが徐々にエッチに目覚めていくさまがとてもいいわけです。
求められてする、というのは読んでいて、抜いていて気持ちが良いですね。
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Giftはこの作品を通す長編マンガなんだけど、ただエッチするだけではなくて、そこに出てくる俊と亜紀の人間模様もまた面白いですよね。
エッチを通して心を閉じがちだった少女が人間の温かさを知る。そして外に出る。世界を広げる。そして作品としてはエロい。
エロマンガとしてはかなり完成された作品なのではないでしょうか。
もう冊子としては増刷されないのかもしれませんね。Amazonでは中古とか販売してたけど。エロマンガの中古ってちょっと抵抗あるのよねw
電子書籍では販売してるので個人的にそっちをレコメンド。
■作品