エロマンガとしておすすめしたいのが藤坂リリック先生。
「セックスに愛を」と常日頃から訴えていますが、そういう意味で藤坂リリック先生の作品は非常に楽しめる。
で、手元にあった「リリカルきゅーと」の感想などを書いてみることにする。
もくじ
- かずたま vol.1〜3
- コロコロリ☆
- 菜帆の覚醒
- 久米川さんと小平さん
- はぐくみ経験痴
- 恋するスプリント
- 観恋Feeling
- コエを聴かせて
藤坂リリック先生の女の子の良さ
基本炉マンガなんですけども、他の作家さんと比べて一線を画していていいなと思うのは、女の子がエッチに興味津々なのと実際にしてみたらハマる、みたいな空気感。
要するに女の子がエロいわけなんだけども、それがグイグイとくる感じの積極性なわけでもなく。奥ゆかしい、ともまたちょっと違うんだけど、気持ちいいけどエロいことをそこまで表に出したがらない。けれども気持ちいいからガマンしていても顔に出てしまう…という表情がとてもいいわけですよ。
ガマンしてるんだけどガマンしきれない!みたいな表情が素晴らしい。
作中で言うとやはり「かずたま」の環希ちゃんのエロい表情がとても素晴らしい。
「耐える」エロスがそこにある。
先生の作品全体的にこの「耐え」感が出ていて背徳感をそそられるんですよね。
男のM度の温度感の良さ
あと、この本の中で好きなのは挿入シーンすらない「久米川さんと小平さん」。
清純そうな久米川さんと、ギャルっぽい小平さんが田無くんに悪戯をするような話。
女の子がS側に立って男がM側になる。
過度にやりすぎると女の子側がひたすら強く出過ぎちゃって、なんとも後味の悪いものになるんだけどもこれは非常に温度感がいい。
久米川さんの責め方が非常にゆったりとしていて、ドギツい感じを受けない。
あと、どっちかというとキツイことを言うギャルっぽい小平さんの方が意外とウブな感じもいい。
こういうギャップってよくあるっちゃあるんですけどそれもわざとらしかったりすることが多く、この作品はほんとうに自然に良く出来てるなーっていう。
久米川さんが田無くんの尻穴を舐めた時に小平さんが驚いて思わず「ひいッ!」というシーンとかもうとてもいいですよねw
こういうのってまず誰もがビビるじゃないですかw
この見た目上のギャップとキャラの逆転性というかそういうのがいいんでしょうね。
安定感のあるM男マンガといえる。
最終的に挿入を全くしないという不思議な作品なんだけど爽快感はありますね。
あと、日本の…いや、世界の何処かでこういうことが本当に展開されてるんですかね。羨ましい。