せきえま

高城ごーや「経験済みだよ、私たち」感想

高城ごーや先生の「経験済みだよ、私たち」を読みました。

高城ごーや先生の作品で前回読んだのが「ろりっ娘ムラ勃起こし」だったのですが、奇しくも本単行本には「ろりっ娘ムラ勃起こし」の表紙案ラフが特典として付いていて2度楽しめました。

ロ◯と尿。ピースフルな作品。

高城ごーや「経験済みだよ、私たち」

経験済みだよ、私たち
経験済みだよ、私たち

内容

【1話立ち読み付き!!】
チビッ娘2人が彼女に!!
ちいさいサイズはサイコーだね

ある日、やんごとない事情で女子トイレに入っていた僕。
そこにチビッこい娘が入ってきてしまった!!チビッこい娘もやんごとない事態(おしっこもれる)。
お互いが重ね合わせて飛ばされないようにしたら、さきっちょが入ってしまって射精してしまった!!
チビッこい娘に怒られる、と思ったら『付き合ってくれるならいいよ』と言われたので付き合うことになってしまった!!
そして後日、チビッこい娘の友達ともHして付き合う事になってしまう!!
うぉぉぉぉお!!チビッこい彼女が2人できてしまった!!
サイコーだぜ!!

【収録作品】
トイレの王子様〈全5話〉 ←1話試し読みが出来ます!
おしっこfrom…
あとがき

【特典】
トイレの王子様〈第1話〉のラフ画をまるごと収録!!
高城ごーや著『ろりっ娘ムラ勃起こし』の表紙案ラフ

感想「背徳感が高い尿のフルコースのような単行本」

ロ◯、尿にこだわりのある逸品。尿を絡めたストーリがほとんどなので好きな人は必見。
そして出会いも尿という徹底っぷりw

漏れそうになっていた主人公が公衆トイレに駆け込み、個室でおしっこをしていたところ、同じく漏らしそうなヒロイン(▲学生)が個室に駆け込んできておしっこをするというのが始まり。

ドタバタな出会い頭で当人たちにとっては最初エロとかそういうのではないんですが、客観的に読み手としてみていると背徳感が非常に高いw

作品内容とプレイ

主人公の健二とヒロイン・七海とまつりの2人による「トイレの王子様」と、単話「おしっこfrom…」で構成されています。

ほとんどの話で尿描写があり、バリエーションが多いのが最大の特長。
(もちろん中出しエッチもあり)

おおよその(おしっこ)プレイは以下の通り。
「トイレの王子様」は全編トイレでのエッチ。

作品 内容
トイレの王子様 第1話 七海、おしっこ掛け(男性器に〜ヒロインに)、エッチ(中出し)
トイレの王子様 第2話 七海、まつりメインのエッチ(指マンおしっこ、中出し)
トイレの王子様 第3話 Wフェラ、交代でエッチ(中出し)、W素股
トイレの王子様 第4話 相互飲尿、コスプレ3P(中出し)
トイレの王子様 最終話 3P(中出しされながらお漏らし)
おしっこfrom… 放尿、飲尿、中出しお漏らし

尿のフルコースのような単行本です。

ハッピー展開で安心して読める一冊

ハッピー展開であり、少しだけ揉め事があったりするものの、基本的にコミカルに収まるので読み心地が良い一作。

例えば七海が健二に怒り出すシーン(トイレの王子様 最終話)で

「トイレに何しに来たの?エッチでしょ!」

という台詞も、少し重めなシーンではあるのですがコミカルな演出で中和してくれるのが面白いw

推しシーンは第4話

エッチシーンで一番インパクトが強かったのが第4話。

飲尿シーンも含めて一番変態度高かったのが好き。

第3話の最後、七海が「なんだかのどが渇いたなあ」「なんか飲みたいね、おしっことか」。
続く4話で七海の提案から健二のおしっこを二人に飲ませ、「健二さんも飲んでみたらどうですか?」からの、まつり尿の飲尿。つよいw

尿にまつわる行為だけを見てみると変態性が高いんですけども、そこに至るまでのプロセスが自然な流れなのがすごい。

例えば、前述の飲尿シーンでは七海の興味本位から始まる話なので、変態を求めているのではなくてやったことが結果的に変態的、純粋にやったことが変態に繋がるみたいな印象を受けました。

キャラクターの行動の背景としては自然ではあるものの、読み手として一歩引いた視点で見た時に背徳感とヤバさがムンムンと感じられるのが非常にエロい。

尿が主要テーマというのもありますが、エッチにハマって行為がエスカレートしていくヒロインとその表情が素敵で背徳感とエロさが強い一作でした。
そしてエンディングもハッピー。後味も良し。

タシデマサウソチゴ。(「おしっこfrom…」よりニョーランド語)

■作品

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