せきえま

みんなだいすき「時間が止まればいいのに」感想

みんなだいすき先生の「時間が止まればいいのに」を読みました。

読んでて「こいつはヤバい・・・」と感じた一冊。

みんなだいすき「時間が止まればいいのに」

時間が止まればいいのに
時間が止まればいいのに

内容

「これはLOの到達点である」と編集長が推す鬼才の初作品集。

小さくて、かわいくて、丸々とした小さな女の子。
そこに情欲・凌●の限りを叩きつける描写に脳がクラクラするような感覚さえ覚えるのが、
鬼才・みんなだいすきの漫画です。
ほのぼのとした漫画も収録されていますが、メインとなるのは凌●・強●、しかも強烈な描写の漫画ばかり。
まだあどけなさの残る小さな女の子に向けられる一方的な野獣性は並みの凌●漫画ではありません。
どうかご注意を。

しかしながら、ロ○コンの心情を痛いほどに描写してくる表現力の高さこそが、鬼才と呼ばれる所以です。
単純化されてしか描かれてこなかった「僕らの心の底」をここまでえぐり、描き切った作家は皆無です。
特に収録作「続ストップウォッチ防水¥980」という作品は、
COMIC LO編集長をしてロ○漫画の到達点と絶賛するほどの傑作です。

作風も作画も変幻自在のまさに鬼才が放つ「読んだ時のショックがデカい」まさに衝撃の作品集。

(内容/傾向)
*時間停止*凌●*調教

感想「ヤバさが強く生々しさのある一冊」

ロ◯陵辱寄り。
レ◯プや時間停止姦などの作品をまとめた短編集。

ゾクゾクする主人公の認知の歪み視点

LOに掲載されていた作品。
基本的に純粋無垢な子を大人の力で伏せてしてしまうもの。

LOを読んでる人は「Yesロリータ、Noタッチ」を掲げていますが、そこを踏み越えている人の本というか、現実にしてしまう人の認知の本。

認知が歪んでいる描写が散らされているのでちょっとゾクッとするというか、「こっち側」に行ってはいけないのだなと思えてきます。

怖いんだけど、現実と空想の境界線を見ているような感じで生々しく、ゾクゾクする。

プレイ内容

作品とおおよそのプレイ内容は下記の通り。

作品 内容
『ストップウォッチ防水¥980』 時間停止姦
『続ストップウォッチ防水¥980』 時間停止姦
『ヴァギナデンタータちゃんと性教育』 レ◯プ(イラマオンリー)
『おやすみくまさん』 少女とくまさんの話
『せんたくくまさん』 少女とくまさんの話
『生まれてきてくれてありがとう』 レ◯プ

※「くまさん」のシリーズは「くま」(おじさん)と少女の話。少女視点で描かれています。陵◯度は柔め。

「くまさん」シリーズは別にして、他の作品は大人が一方的に都合良くしている(都合よく解釈している)作品。

前述の通り、主人公の認知の歪みみたいな視点が見え隠れするのが魅力でもあり怖いポイント。

激しいところで言うと

  • 『ヴァギナデンタータちゃんと性教育』では「女の子が唯一妊娠できるのは口」という前段から入っていき、ヒロインを捕まえてレ◯プ、イラマオンリー。
  • 『生まれてきてくれてありがとう』では自分の理屈をつけて「リボンちゃん」をレ◯プ。(そしてこの子は「リボンちゃん」でもない)

シチュエーションとして悲惨ではあるんですが、胸糞というのともまたちょっと違って、いわゆる「ヤバい人」(一般的にヤバい性癖を持つ人)が主人公で、その認知で話が進行する。でも若干の背徳感もある。現実と空想がどろどろになる感覚。
でも結局こんなことはうまくいかないんだよという帰結で現実にも引き戻される。

歪んでしまった思考が軸になって話が進むので、ヤバい話ではあるんですけども、そこに対比するようにヒロインの無垢さが輝き、ロ◯作品として強さが引き立ちます。

推しは『ストップウォッチ防水¥980』シリーズ

個人的推しは『ストップウォッチ防水¥980』シリーズ。

教師が時間を止めてお気に入りの女の子を時間停止でレ◯プしてしまう作品。
レ◯プしたあとにきちんと、服や身体を洗って元のとおりに戻すところで、時間を戻した瞬間にガクンと膝を崩したり、漏らしてしまったりするところ、困惑度合いなどがとてもツボ。

作品群の中では嗜虐性が少なめなのも安心して見られるところです。
もちろんやっていることはひどいんですが、この作品の場合そもそもヒロインは最後まで何が起こっているのか分かっていないので・・・

ヤバさが強いので読んでて生々しくエロい、インパクトのある一冊。
ごちそうさまでした。すごかった。

■作品

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