せきえま

A-WALKs「本当に気持ちがいいのはこじらせ幼なじみとの浮気ックス」感想

結構このサイト内でも書いていると思うのですけどもNTR作品(とか浮気作品)がそんなに得意な方ではなく積極的に見ることがあまりありません。

ところが今回読んだ「本当に気持ちがいいのはこじらせ幼なじみとの浮気ックス」、シチュエーションが良い。

A-WALKs「本当に気持ちがいいのはこじらせ幼なじみとの浮気ックス」


本当に気持ちがいいのはこじらせ幼なじみとの浮気ックス

内容

ずっと一緒だった幼なじみの女の子「田村つむぎ」―――。

貴方は、お互い両想いだと思っていたけど、拒絶されてしまう。

進学して、美人で性格のいい彼女ができてHもできたけれど、どこか満たされない日々・・・。

つむぎに今日も呼び出されて駆けつける。

「今日も、彼女にはできない本当にしたいセックスしていいよ―――」

『本当に気持ちがいいのはこじらせ幼なじみとの浮気ックス』
作画:藤島製1号 (モノクロ31P)

登場人物

主人公:名前無し(●●で伏せ字表記)
彼女:柊木綸子(りんず)
幼なじみ:田村つむぎ

プレイ内容/属性キーワード

基本的にはつむぎとのエッチ。(綸子とのセックスもワンシーンあり)

  • フェラ
  • 口内射精
  • 四つん這い手コキ
  • アナル舐め手コキ
  • パイズリ
  • 生中出し

「彼女がしてくれないことをしてくれる」というシチュエーション。

感想「身体だけでなく精神的な心地よさのある作品」

美人で性格のいい彼女がいるけどフェラをしてくれない、そして幼馴染と浮気セックスでやりたい放題するというもの。

こういうのを見ているとやっぱりセックスは精神的な要素がかなり大きいのだなと感じ入りますねw

(彼女とは)できないことができるという反動

主人公と彼女(綸子)自体の関係性が悪いわけではないんですよね。ここが非常に重要。

ただ、セックス的な相性がイマイチで(してほしいことをしてくれない)、そこが小さなストレスになっていき、それを幼なじみ(つむぎ)で解消する。

しかもこの作品で良いのは主人公がそれをつむぎに強要しているわけではなく、むしろ、つむぎから呼び出されているというところ。

性的な発散として都合よく使っているわけでもないし、男性的には言い訳ができるシチュエーションなんですね。男性としてずるくはあるのですけどもw

そしてエッチをさせてくれて、したいことを好き放題させてくれる。

身体だけの都合のいい関係でもあるんですけども、読み手の精神的にも背徳感が少ないのが良いところです。
※もっとも主人公が元々つむぎを好きだった(そして拒絶された)というのもあるのですが…

好きに「させて」くれるセックスの本質

セックスは「いかに恥を開放できるか、いかに恥を捨てて相手にしてほしいことを伝えられるか」というのが重要な要素の一つだとかねてから思っておりまして。
そこができているセックスというのは本当に満たされているし、気持ちがいいと思うんですよね。

例えば、本作の代表的なところでは「フェラをしてくれない」というのがあって序盤のフェラでいきなり開放されます。

深いと思ったのはアナル舐め四つん這い手コキ。

フェラをしてくれない彼女にアナル舐めをしてもらえないことは想像に難くないですしw、この変態感の高いプレイをするのって精神的に深く繋がっていないと無理ですよね。

それを嫌な顔ひとつせずに尻穴を淫靡な表情で深く舐め手コキをしてくれるつむぎのエロさ。
そして、ちょっと赤ちゃんプレイ感のある「本当は甘えん坊のヘンタイさんなのにね」「もう我慢しなくていいんだよ」という言葉。

もう心の底から気持ちが良いw これが許される関係性は最高。

つむぎの精神的な繋がりと余韻

生セックスをする際の誓いの言葉

「俺達はただの幼なじみ(セフレ)」
「彼女に言えないこともつむぎには言う」
「幼なじみは永遠に幼なじみ」

これがつむぎのこじらせているところでもあり、自分の優越を感じているであろう深い部分。

作中のところどころに「彼女にはしてもらえない」旨のセリフが出てきますがそれが楔のように打ち込まれてじわじわと精神を侵食されている感じがあります。

ラストのつむぎの本心を見せるシーン、ちょっと心にグッと来るところもあり、作品としてただエロいだけでなく仄かな余韻をもたせてくれる作品。
ありがとうございました。

■収録

 
■作品リスト

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