チンジャオ娘。さん「美人面犬の飼い方」を読みました。
かなり話題になった一作だったと記憶しているのですが、当時(2018年)は読めておらず、ようやく読んでみました。
読む前は「人面犬とはいえ、犬でいけるのだろうか・・・?」と半信半疑だったのですが、結論、いけますね!w
チンジャオ娘。「美人面犬の飼い方」
内容
僕んちは人面犬(メス)を飼っている。名前はアンナ。
とても可愛い顔とふわふわな毛並みをした小型種で、ご近所でも「美人面犬」と評判だ。僕とアンナは小さい頃からずっと一緒で、まるで姉弟のように育ってきた。
でも最近、僕たちには人には言えない秘密ができてしまった。だって気づいちゃったんだ。
人面犬にも、オッパイや「穴」があるってことに。飼い主に忠実で、可愛い顔をしていて、ぬいぐるみのように抱き心地が良くて、
柔らかいオッパイと、小さくてキツキツなオマ○コがあって…人面犬のメスは人間の男にとって最高の性欲処理相手だっていうことに。
制作:達磨さん転んだ
企画・原案:チンジャオ娘○基本CG12枚+カラーコミック見開き5枚
○差分込み本編90枚
○『イラストのみver』収録
登場人物
- アンナ(姉)
- ケイ(弟)
感想「人面犬(姉)のエロさの使用感が◎」
面白いもので多分完全な犬だったら使える人はかなり狭まると思うのですが、人面犬という人間っぽさがあるのでかなり実用性としては高いのではと思いました(学び)。
予想以上に実用性の高い人面犬というジャンル
人面犬が当たり前の世界で小さい頃から一緒にいた人面犬のお姉ちゃんとのH話。
一見切り口が風変わりな作品ではあるものの
「人(読み手)は人面犬でも欲情する」
という新感覚を掴むことができるので、興味がある・絵柄が好きという場合には迷いなく突っ込んでいっていいのではないかと思います。
エロさは十分なので、読みながら「なぜエロいのかな?」とか考えるとまた面白い。
個人的には顔、表情、人格、穴という人間を象る要素があれば実用性は出てくるという結論に至りました。
犬としての良さも出している描写
作品は無茶ックス形式。
性欲の強い弟が川辺で、家で、休日に・・・と人面犬のお姉ちゃんと様々なシチュでエッチをする話。
表向きは性欲が強い弟をお姉ちゃんが仕方なく弟の性処理をしている・・・という描写がありつつ、エッチなことをしている時にお姉ちゃん(犬)が文句を言いながらも無自覚にしっぽを振ったりしている言外のエロさ描写が良いですし、犬ならではのエロさ。
ドキドキ要素としては
「(人面)犬とエッチをする」
「お姉ちゃんとエッチをする」
という二重の禁忌。
お姉ちゃんと禁断の関係になるというのはあると思うのですが、犬と禁断の関係になるというシチュは少ないのではないでしょうか。
また面倒見の良さなどお姉ちゃん力が強く、言葉遣いも綺麗で育ちの良さを感じるお上品さ。
お姉ちゃんの普段の上品さと、エッチをしているときのトロッとした表情のギャップや、発情期を終盤が最高に魅力的。
個人的推しでもある発情期シーンは上品なお姉ちゃんがとにかくエッチしたくなり、潮を吹き、腰を振り・・・となり本作エッチの最高潮でした。
特に自ら腰を小刻みに振るところが好き。
弟くんがお姉ちゃんの発情期を見抜いて焦らすのも前座として素晴らしかった。
(散々お姉ちゃんに性的にお世話になっているのにちょっと意地の悪さも感じますがw)
全般的にエロさも素晴らしかったのですが、人間がどこにエロさを感じるのか?を考えさせられました。
エロく、学びのある一作。ごちそうさまでした。