昔の本(なんと2009年!)なんですけども、きりりん先生が描いた「いもーと*もーど」は至高のエロスだと思う。
エロマンガのエロスとしても質が高いし、読み物としても非常に良く読める。
今回はその辺を振り返ってみることにします。
もくじ
かわいい。
(もくじ)
- 「水仙の華の沼の淵 前編」
- 「水仙の華の沼の淵 中編」
- 「水仙の華の沼の淵 後編」
- 「ツン・トレ」
- 「わたしとあの子とあの子のお兄ちゃん」
- 「私が…だったころ」
- 「おひざだっこ」
- 「ハンバーグセット」
私的プッシュ1「ツン・トレ」
多分きりりん先生の作品で一番最初に見たんじゃないかという作品。
子役の声優・那緒がツンデレの役をうまく演じきれず、家でお兄ちゃんとエッチをしながらツンデレを学ぶ、というもの。
文章にするとメチャクチャですねw
エッチの最中に那緒の興が乗ってきてどんどんS化していくんだけど、挿入するとやっぱり気持ちいい、みたいな表情はとても素敵。
そして射精直前の表情とかものすごいいいんですよね。
オナニーとシンクロさせるとものすごい感じる一作品。
私的プッシュ2「わたしとあの子とあの子のお兄ちゃん」
お兄ちゃんと妹の友達(志乃)のセックス。
お兄ちゃんは妹(晴香)のことが好きなんだけども妹はツンツンしていて突き放すような感じ。
志乃はそれらを知っていてお兄ちゃんと公園でエッチ。
「お兄ちゃんって呼んでもいいですか? 私のこと、「晴香」って呼んでもいいですから」という言葉。
その結果、セックスのシーンを晴香に見つかるというとても悲惨な話なんだけど、最後の志乃のセリフが作品にものすごい無情感とまとまり感を出してるんですよね。
お兄ちゃんが妹の名前を呼びながら友達とセックスするという、あからさまに頭のおかしいセックスなんだけど妙な清涼感がある。
私的プッシュ3「ハンバーグセット」
「おひざだっこ」が前編で「ハンバーグセット」が後編。
お姉ちゃん(匁先輩)と付き合っている昭くんが妹の結里花ちゃんとするのが前編。
「おねえちゃんと付き合ってるからお尻で」とか言ってるけど全然いい話じゃないからな!w
後編の「ハンバーグセット」はお姉ちゃんとのセックスを結里花ちゃんが発見してしまい、そこからの今後。
平和的な解決に収まり、最後の一コマが非常に抜ける作品。
作品全体がうまく丸まっててすごく読みやすいです。
またぜひとも作品を読みたいな。