「快楽天 2018年12月号」を読みました。
毎回作品全体を読んだ上でどの作品の感想を書くか考えているのですけども、今回は全体的に濃厚でちょっとあれもこれも書きたいというのがあるので試験的にちょっとづつ感想などを書いていくことに。
「快楽天 2018年12月号」内容
「快楽天 2018年12月号」収録作品
- せんぱい、おねがい/なぱた
- メガ◆モリ/mogg
- 優惑/きい
- エチュード/Hamao
- 坊ちゃん争奪戦/石川シスケ
- 媚酒/ハードボイルドよし子
- 試遊タイケン/ひげなむち
- えっち団結!/雲呑めお
- たぎれ!青春ボクシング/外山じごく
- シルエット/えーすけ
- ものぐさおねえさん/もず
- 青春リビドー山/位置原光Z
- Super English teacher X/ぼっしぃ
- せんぱい、おねがい/なぱた
- マコちゃんはみかけによらない/Noise
- ボレロ/さくま司
- 妄想少女あずきちゃん/うしまぬ
- 東京の片隅で/ももこ
- 宵の肌燗/翁賀馬乃助
- ログインボーナス/こめざわ
- 夢の終わり/「タカシ」
- 無表情レゾナンス/スミヤ
- こうそくいはん/YUG
- futuregraph/村田蓮爾
「快楽天 2018年12月号」感想
6作品の感想を書いてみました。
リスト
ひげなむち「試遊タイケン」
ネットで知り合ったおじさんとホテルでSMをしてみるという話。
おじさんがかなりのSM上級者なのがいいですね。「M願望がある」という女の子をじっくり開発していく。
この子がまた本当に「かわいい」という感じの女の子で、その欲望をおじさんが丁寧に叶えていってあげている感じ。
かわいい女の子がM願望を持っているというのもいいですし、ホテルの一室で知らないおじさんに調教されているのもまた良い。
首輪、スパンキング、中出しなどありますが最初だからということでソフトめ。
でも、このサナちゃんが目を虚ろに気持ちよさそうにしているのが素晴らしい。
オチもちょっとゾクッとする所があって見せ方が流石だなあと。
ハードボイルドよし子「媚酒」
祝!単行本!
ハードボイルドよし子先生の作品、割と情緒があって好きなのですけど成年向け単行本「秘め事セックス」が発売となりました。
酒場で出会った男と女の話。
女にやんわりとエッチを誘われ女の家に行ってみたら、自撮りでオナニーをする変態で、そこから一緒に撮影しながらのエッチ。
前述のひげなむち先生の作品とはまた異なり、こちらは地味で彼氏も居ない、わき毛も手入れしていない(+処女)のですけども、そういう女の子が変態的なことをしているというシチュエーションもまた燃えるものがありますね。
汁まみれになって汚れるところまで汚れているのが最高です。
変態の一つの良さに「めちゃくちゃになる」というのがあると思うんですけども、この作品はそのめちゃくちゃになる感じがよく表現されている。
位置原光Z「青春リビドー山」
ギャグ漫画7ページなんですけども、フェラシーンがちょっといいなって思っちゃった☆w
「出す時は思い切り後頭部抑えてね」の台詞が好きw
「タカシ」「夢の終わり」
過去に別れてしまった女の子との時間、それも別れてしまった日に気が付いたらタイムスリップしていてそこでエッチして・・・というお話。
未練がある人との時間に戻ってエッチをするというちょっと心にグッとくるシチュエーションと、ラストの締め方が最高だった。
ちょっと涙腺に来たね。私も涙もろくなったねw
きい「優惑」
娘を持つ父親と、娘の友達。
小さい頃から知り合いの娘の友達・優ちゃんが家に泊まりに来る話。
この作品の見事なところは細かいフェチ描写ですね。
風呂上がりのダラッとしたTシャツに胸チラがあるかないかの描写、ドロワーズぽい下着。まずこれがエロい。
その時はセックス未遂で終わり(射精はしたっぽいシミ描写はあり)。
後日、娘のりこが居ない時に、優ちゃんが家を訪ねてきてそのまま襲われるのですけども、玄関先でのエッチ、制服のちょい脱げ、ブラのちょいズレ、このへんがとてもエロいです。
着衣Hの何たるかがよく表現されている良作。
さくま司「ボレロ」
痴漢から救ってもらったことから仲良くなっていく梨恵と小林の純愛っぽい話。
仲良くなって、家でエッチをすることになって二人での初H。
興奮が最高潮になるのは、二人にとっての初めてのHの全裸シーンではないでしょうか。
いい雰囲気になって全裸で肌を重ね合わせる時の照れとか、その気持ち良さとか初々しい感じが読んでいても気持ちいい。
また主人公の小林くんがちょっと太ってるけど優しそう、梨恵はそれなりに垢抜けているという人物なんですけども、あまり交わらなそうなこの二人が交わるのも心温まりますね。
まとめ
今まで「色んな作品の感想をもっと書けたらなあ」と思っていたのでこうしてあれこれの作品について書いてみるのはなかなか新鮮。
次回からこういう方向の感想の書き方もありだな、と思ったり。
■作品リスト
■収録