鶴田文学先生の作品を読んだことがなかったんですけど、今回初めて見てとても素敵だなと。
特に素晴らしいと思ったのが「サンニンヨラヴ」(3話)。
今回はこの作品について。
収録作品
収録している単行本はこちら。
この表情素敵じゃないですか?
鶴田文学先生の絵柄はエロスが前面に出てきている感じではなく、エロのワビサビがある感じでいいんですよね。
単行本のあらすじはこちら。(「サンニンヨラヴ」は赤い部分です)
【忘れるとか…無理だから。】 男嫌いの女の子を助けたいからと、姉の命令で女装させられて女子寮に連れ込まれた弟。事情を知る姉の友人に欲望の交じった目で見つめられてまずは一人目ゴチ。いきおいで男嫌いの女の子とも、姉と姉の友人に見守られながらの視姦SEX。そして最後は姉と…(サンニンヨラヴ)他、旦那が寝ているすぐそばで義理姉を犯す快感、出戻り姉をじわじわ追い詰めながらの意地悪H、普段性的にいじめられている義理姉を今日こそレイプ!など、お姉さん成分多めの一冊♪
単行本収録作品
サンニンヨラヴ イチワ 円香
サンニンヨラヴ ニワ 玲
サンニンヨラヴ サンワ 涼子
おさがり
熱胎夜
ホンの仕返し
おくりごと
おままごと
ぬりひとえ
「サンニンヨラヴ」の面白いところとして
・女装
・お姉さん要素
・アナル(2話)
・姉弟(3話)
という要素があるんですけども、私のレコメンドは1話(イチワ)の円香さんです。
女装して勃起しているところを見られる翔太君
→恥ずかしくなって逃走
→円香さんが探しに来る
→エロシーン
こんな流れ。
感想
作中で「円香は肉食だ」というお姉ちゃんの発言があって、それは本当にそのとおりで、だけども静かな肉食なんですよね。
ガツガツこない感じがとても良い。
おっぱいを翔太に触らせて「私の…おっぱい…どう…かな?」とか、
セックス前に「ね?私と最後までしちゃう?」「初めてが私じゃ…イヤ…かな?」という聞き方とか、この人ほんとに処女なのかな?という感じはありますよねw
でもそういう言葉の言い回しの上手さとかすごく好き。
プロの肉食処女として讚えていいレベル。
これがリアルで本物の処女だったらここまで突撃する感じにもならないし、非処女だったらもうちょっとガツガツいっちゃうところだと思うんですよね。
その踏み込みのどっちにも入らない感じがエロマンガ的でとてもいい。
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あと女装っていうジャンルに今まで全然興味がなかったのだけれども勃起したら女子向けの小さいパンツからチンコがはみ出るっていう描写もとてもいいですし、立ちバックしている時の翔太のガニ股気味になっている体位が間抜けでいい。そう、リアリティはいつだってそんなにキレイなもんじゃないもんだ。
1話(イチワ)は本当に細かい描写で抜けるのでオススメです。良かった。