せきえま

ばしょーの弟子「【おまたには…つまむときもちいとこがある】」感想

オナニー覚えたてのその瞬間を描ききっている作品。
主人公は女性ですが、大人が忘れてしまっている「あの時のドキドキ」というのが男女ともども想起させられるような作品なのではないでしょうか。

ばしょーの弟子「【おまたには…つまむときもちいとこがある】」

【おまたには…つまむときもちいとこがある】
【おまたには…つまむときもちいとこがある】
(サンプル画像:9枚)

内容

最近気づいたことがある…

おまたを触ると気持ちいい…!

確かにおまたはスベスベしてるし、ツルツルしてるし
触り心地が良くてきもちいいのはあたりまえ。
でもそんな気持ち良さじゃない……
言うなればおまた自体が『気持ちよさ』を感じてる…!

ちょっと触るだけで気持ちいいのに…
パンツの上から触るだけで気持ちいいのに…
もし『直接』気持ちいいところを『つまんだら』いったいどんなに気持ちいいんだろう……!

本文13p +あとがき +文字なし表紙イラスト収録!

感想

オナニー覚え始めの話。
登場人物は主人公の女の子一人。無知。

ある時にお股を触った違和感から色々と探ってみると、気持ちよくなるところを発見。
そこからオナニー沼の入口に入っていくまでを描いた作品。

タイトルも無知っ気があっていいですよね。
「おまたには…つまむときもちいとこがある」。「気持ちいい」じゃなくて「きもちい」。ちょっと幼さの残るような語り口。

オナニーという言葉を知らない頃のおまた弄り

「股の間に触れると変な感じがするところがあるぞ」と発見しておまた弄りにハマり始めるまで。
端的にはオナニー作品なんですが、オナニーという自覚すらないのが一つの大きな魅力。この無知さが良い。

性知識がないためか「お股を触るとへんなかんじ」「頭がほわほわする」と気持ちよさもあるものの、なんとなく「よくないことなのではないか」と思ってしまう。
そんな覚えたて時の後ろめたさがありつつも、快感のほうが勝ってしまいパンツの上から弄ることを止められない。

そうして触り続けているとお股の間に突起を発見。触ると気持ちいい。
じゃあ今度は違う触り方をするともっと気持ちいいのではないか、やっぱり気持ちいい・・・とどんどん沼にハマっていく、そして止まらない指。
この覚えたての時の流れと勢いがすごい。

女の子の表情も最初は気持ちよさを探るような表情をしてちょっと気持ちいいくらいの表情ではあるものの、終盤では電流の走るような気持ちよさを受け、涎を垂らしながら目を見開き、体を反らして決して人に見せられないような表情をしています。
探り探りだった指の動きも最終的にどんどん激しくなりドハマリしているのが一目瞭然。

覚えたての時の混乱感と気持ちよさってそうだよねと共感を感じやすく気持ちがいい。

「あの時のあの衝撃」を思い出せる一作

あとがきにある「性の喜びに目覚めてハマっていく瞬間」というのは多くの人が体験していることだと思うので、作品を読むことで「初めてオナニーした時のあの衝撃」みたいなものを思い返せると思うんですよね。
そうした意味でエキサイティングな一作でした。

同サークルさんの「おまたのひみつ 〜おまたの上のコレってなんだ?〜」も同じく覚え始めの瞬間を描いている作品(別の娘)で、私としてはこういう子が今後どういう性生活をしていくのかを見守りたい気持ちでいっぱいです。
日常的に気持ちよくなるために試行錯誤をしたりするんだろうな〜。健やかなオナニーライフを送っていてほしい。

オナニーを覚えたときの衝撃の一瞬が好き、その瞬間を思い出したいという人におすすめの一品。
ごちそうさまでした。

作品

同サークルさんの別作品

レビュー内に書いた別作品。こちらも「覚えたて」系。

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