ちょっと前の本なんですけども自分の中で伝説的にクッソエロいマンガと思えるのが、緑のルーペ先生の「ガーデン」。
単行本にして2巻あるのでなかなかの長編エロマンガ。
ちょっと前に紹介したえむあ先生の「おふらいんげーむ」は一般常識内のエロ感覚なんだけど、この緑のルーペ先生の「ガーデン」については世界観がぶっ飛んでいる・・・というか、現実世界でもしかしたらあるのかもしれない上に、あったらあったでかなりのカルト事件として取り上げられるような話。
ガーデン・あらすじ
あらすじはフルカラー版から抜粋
ネットゲームで出会った少女と二人きりでカラオケに来た菅原。人形のように美しい少女は、突然「セックス…したいんですか?」と問いかけてくる。その日から彼女の肢体の虜になってしまった菅原は、彼の周囲の大事な女性たちが、ことごとく淫らな罠に堕ちている事に気づいていなかった…。
(【フルカラー】ガーデン〜いいですよ…好きにしてもらって…〜 Bloom.1「セックスフレンド」)
全部読んだ後にフルカラー版の立ち読みを読むとなかなか感慨深いものがある。
まだ綺麗だった頃のあざみちゃんとか・・・
長編な上に愛情セミナーの参加属性が多岐にわたるので、ロリだったり、巨乳だったり、普通の女の子だったり幅広いです。
ガーデンの何がエロいのか(ネタバレあり)
ネタバレなく説明するのはできないので以下ネタバレありで。
あらすじに書いてある通り主人公の菅原の周囲の女の子が色々な経緯を経て「愛情セミナー」というセミナーに参加することになっていく。
その愛情セミナーというのが、外界から遮断された空間の中で色々な人とセックスをするというもの。愛情をあらゆる人と均等に分かち合う、みたいな。
最初のセックスの導入段階はほぼ無理矢理する、みたいな感じなので胸糞になりそうなところを、そこからセックスの良さにどんどんハマっていくので結果的に胸糞感は少ないんですよね。(たしか薬のようなものもあった気がするけど)
それ以降は「ガーデン」の中で延々と色んな人間とセックス。
実際に自分が知らないだけでこういったカルトなのってありそうですよね。
現実であったら…と考えると凄く怖いけど、みんながセックスを軸にした生活にハマっていって、セックスを自然なものとして受け入れていくので素直に快楽を求め合っていてめちゃくちゃエロい。
どんな形で入ったセックスも最終的に自分自身が満足しているというのがいいところ。
愛情の形としてはかなり歪なんですけども、最終話でそれぞれの想っていることを語るシーンできちんと収束されます。
そんなエロくてとてもいい本。