※UPDATE:「くみちゃん3」の感想を追記しました。
きたぞー!
サークル・星に帰る!さん(たらぞお先生)の「くみちゃん」、冊子として出ていたのは知っていたのですが電子化を待っていたところ最新刊と合わせて電子化されていましたので購入。
侵食されていくエロさがすごい。
もくじ
「くみちゃん」
内容
両親のセックスを目撃してから男の人を見るとなんだか意識してしまう少女くみ。
それを父親の部下に見抜かれて・・・両親の知らない間に少女は大人になっていく
登場人物
- 佐々木くみ
- 上城
「くみちゃん」感想
時系列が1と2で少し入り組んでいるので2つ読んだ方がより細かい堕ちっぷりが分かって楽しいです。
(※時系列は「くみちゃん2」の最後で解説)
純朴な女の子・くみちゃんが親のセックスを目撃してしまうというところでも生への意識を持ってしまい、両親とも少し気まずくなり、その隙を突かれて父親の部下・上城に堕とされてしまうという話。
1話の前半はその導入で父親の部下・上城の手に掛かってしまうシーン。
上城の手にかかったときも完全に抵抗しようと思えばできるけど、興味もあるというのがあり、どちらかというと流されつつ・・・のような感じで、挿入されているところを顔を隠しながらもちょっと覗くシーンは興味寄りに押し流されている感じが出てて良い。
上城の優秀なところは性欲をあるがままに押し出してくるわけではなく、ゆっくりじっとりと調教するがごとく性を覚えさせるところですよね。
最初の車中エッチで挿入しつつも中出しをせず、くみちゃんの眼前で射精するシーンは絶品。
このシーンのくみちゃんの性器ガン見、両親のエッチを見てしまった時のフラッシュバックなど脳が大混乱を起こしている描写も見事。
この年代でこういう体験した時に絶対にパニックになるだろうなという感覚があって、それがこのワンシーンに詰め込まれて追体験しているような気分になります。
〜〜〜
(※この間が2話)
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時は過ぎ、セックスを見られた父親が上城に「お陰でくみと話せるようになった」と感謝するシーンに場面転換。
(明確になぜと描かれているわけではないですが上城に「学校の送り迎えが気まずい」と言っていたので、送り迎えを上城にを頼んだりしているところに起因していそうです。でもそれが原因でくみちゃんが堕とされてしまうという父のあずかり知らぬところで起こっている現実・・・)
そしてそんな話をしている裏で、くみちゃんの部屋で両親がいない間に上城とくみちゃんがセックス。
この時には、フェラ、中出し、乳首舐め、そしてもうちょっと身体を求めたり・・・とすっかり堕ちている状態です。ちなみにこのシーン、「くみちゃん2」を読むとすごく味わい深いので合わせて読んでほしい!
「くみちゃん2」
内容
C96くみちゃん続編です。
前作でくみちゃんが快楽を覚える過程のお話。
「くみちゃん2」感想
1話の前半と後半の間の話、学校休んでラブホに行く話。
時系列的には初の中出し。
ラブホ行く道すがらの手マン含め、ラブホでの本格調教(痛いことはなく、男を知らない中○生にきっちりとセックスを仕込むというもの)がメイン。
この頃には上城の車エッチ(あくまで触るのが中心)が常習化してきていており、「ラブホに行く=がっつりエッチする」みたいな構図になっていて、くみちゃんの眼のトロトロ感からもそれが読み取れます。
限られた時間で触られて性器をいじられる、というのと、一日取って本格的にセックスするというのとでは当たり前ですが一段階違うもので、ラブホに行くことの緊張感が高く、そしてそれがまたエロく。
ラブホテルという密閉空間でのエッチ。
保健体育の授業などが頭に浮かびつつ、それが体験として自分の身に起こっているという表現がリアルです。
1話でもあったのですが、くみちゃんがエッチを体験する時にいろんな記憶が混じり混じりになって脳内が混乱している感じをいろんな回想を織り交ぜて表現するのいいですよね。
ちょっと抵抗をするも押し切られ、繰り返される中出し。
乳首勃ちや挿入の際にお腹が挿入でちょっとポコっと盛り上がっている描写がエロく、肉体的に支配されていく感じがとても素晴らしいです。
ここで一日中調教し続けて・・・で十分良いのですが、奥付の一コマで堕とされているのが完了した感じがあって最高でして。
そして更に、時系列としてはこのあとに1話後半となるので、これを読んだ後に1話後半を読むとくみちゃんの調教され感がまた一味違ったものに見えてくるんですよね。
2話のちょっと抵抗しているシーンと1話の最後の乳首舐めしてもう1回求めてくるシーンを並べて見ると壮観な長めになります。
「くみちゃん3」も出るとのことなのでどんなシーンが描かれるのか楽しみに待ちたいと思います。
ごちそうさまでした。
「くみちゃん3」
内容
くみちゃんシリーズ完結編です。
父親の部下である上城との情事を重ね、
すっかりえっちの虜になったくみちゃんが
同じ学校の先輩に貸し出されちゃうお話。
本編にコミティア130で配布したアフターストーリーを盛り込んだ
サークル比大容量49(本文46)ページです!
「くみちゃん3」感想
完結。いやーすごかった!
1〜2の流れもあってエッチに慣れてきているくみちゃんが上城との野外プレイ〜(不意打ちの)先輩を交えた3P。
目隠しプレイ(されている間に先輩に挿入される)〜目隠しを解いて対面しながらの3P〜3P2回戦目が大きな流れ。(+上城視点の後日談エピローグ)
心臓音とともに切り替わるのが好き。
それぞれの男に各所をいじくり回されているのがエロいんですが、個人的に特に好きなのが乳首責めシーン描写で、先輩の舌で、上城の手でねっとりと弄られ、それがスローモーションのように表現されて、粘度を感じられて強烈。
この執拗なプレイを重ね、最終的に言葉にならない言葉を発しながら絶頂。
これがエンディングやエピローグに帰結していきます。
1・2は激しめな調教というほどではないけど(家族のエッチを目撃したことがきっかけで)性が少し気になりだした女の子を巧妙に手なづけて、エッチをするというちょっと大人のずるさのようなところが見える作品だったと思うんですよね。
ところが今回のラストシーンとエピローグではそれすらも超えていくような見え方になっていて後味が良かった。
(ここで物語は完結するものの、ここからが本当にエロくなるくみちゃんな気もしているw)
エロ作品として単品でも楽しめるものの、やっぱりくみちゃんの変化を見るためにやっぱり全部見た方が面白いよねと思う作品。
やっぱりどこか闇はあったので今回のラストは個人的には気持ちの良さを大きく感じました。
ごちそうさまでした。
余談
「くみちゃん3」序盤に出ている日常・男子がくみちゃんに下ネタをしてるシーン(「くみ、お前アレやってんの?」「セックスって知ってる?」)。
これってリアルな現実世界の学生生活のシーンでもある気がして、自分も(女子に露骨にそんなことを言ったことはないと思うものの)多分出くわしたことがある場面なんですよね。
ただ絶対処女だと思ってた大人しそうな女の子が実はかなりハードなことをやっていて大人の階段を登っている。そして、からかっている側は童貞という構図、自分の同年代時代のことを振り返ってみるとかなり赤面するところがありますねw
そして、リアルでも大人でエッチな女の子っているけど本作のような背景から生まれているのかもしれないなとか思いました。(小並感)
■作品