せきえま

でぃえすおー「ホームステイ~発情セックス~」感想

ももこ先生のサークル・でぃえすおーさんの「ホームステイ~発情セックス~」を読みました。

(ものすごい今更ですが)COMIC快楽天に掲載されていた「ホームステイ」「マリーDAYS」の続編的な立ち位置の作品。

でぃえすおー「ホームステイ~発情セックス~」

ホームステイ~発情セックス~
ホームステイ~発情セックス~

内容

以前ホームステイで恋人関係になったなでしことマイクだったが
ホームステイ期間が終わり離れ離れになり不安になったなでしこが
ビデオチャットでえっちな通話をし始め盛り上がってしまい………
商業誌で描いた後日談ですが単体で読める作品になっております。

感想「イチャイチャ時間の素敵な一作」

ホームステイ先で結ばれたなでしことマイク。ホームステイが終わり、なでしこが帰国。

元々なでしこは積極的なタイプではないのですが、マイクが間違ってなでしこに送ってしまったアダルト動画をきっかけにネットで「男が喜ぶえっちなこと」を検索し、ウェブ通話で胸を見せるなどエッチなやり取りをするところから始まります。

そんなウェブ通話を通じたやり取りが続き、再びなでしこがマイクの国に訪れ再会、エッチするという話。

ようやく会えた二人の密着エッチ

前半が画面を通じてのえっちなやり取り、会いたくても物理的な距離として会えないというのがあるので、会って実際に肌を触れた時の高揚感が格別に上がります。

二人きりになり「触りたかった」と「触ってほしかった」の言葉の後、最初にするのが(オンラインでなでしこが自ら触って見せていた)乳首に触れるというのがまた粋。

いちゃいちゃえっちの破壊力も強く、やっと会えたという気持ちが上がる密着度の高い対面座位シーンの最高さから、エッチを終えた後にあまり積極的なタイプでないであろうなでしこが「もう少ししてもいい?」と求め、脚を寄せていくラストまでの余韻。

一連の流れが良く、振り返ってみると「会いたくても会えない」という状況でウェブでエッチな姿を晒すというのは壮大な前戯というか焦らしプレイみたいな立ち位置になりますよね。(これはハッピーエンドだから言えることなのですが)

遠距離の恋人が時間を経てやっと会えてイチャイチャな時間を過ごす甘美な一作で気持ちよかった。
甘々展開好きな人におすすめ。

ごちそうさまでした。

※読後に考えるとマイクが間違ってアダルト動画を送っていなければ、ふたりとも積極的なタイプでもなさそうなので、もっとスローな進展になる気もします。結果的に二人の仲を加速させるのには良い誤送信だったのかなと思ったりもしますねw

関連作品と時系列

立ち位置的には単行本「Rabbit Paradise」に収録されている「ホームステイ」「マリーDAYS」のアフター話。

作品の時系列的は

「マリーDAYS」→「ホームステイ」→「ホームステイ~発情セックス~」

という流れ。

「マリーDAYS」でマイクのお姉ちゃんのマリーが元々そんなに積極的じゃなかったものの、徐々に変化していく過程が描かれており、本作と併せて読むと(マリーほど大胆でないにしても)なでしこも恋人の存在によって徐々に変化する姿が重なって甘さが深まります。

※本作単話でも楽しめます。

(余談)小ネタ

各所に小ネタが潜んでいましたw

空港に単行本の名前書いてたり、URLに114514とかだったり、検索の説明文など各所小ネタが潜んでいるのでぜひ確認をw

単行本のシリーズも読み返してみたら美術書の表紙が「dai suki oppai」だったりするのも気付いたw

また完全に余談ですが、今(2021年)だと世界のあちこちで「会いたいけど会えない」という状態が起こっていることもあると思うので、この状況を身近に感じる人もいるのでは・・・なども感じました。
同じような状況の人はいろんなことが収束した後にこういうイチャイチャを展開しような!

■作品

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