せきえま

kanbe「いじりもん」の「犬井先生♪オチンチン」のドロドロ感と平和感の調教


kanbe先生の単行本「いじりもん」の中の「犬井先生♪オチンチン」がとてもいい感じ。

いわゆる調教というある意味、ちょっと陵辱の入ってくるジャンルなんだけどもとてもバランス感のある作品。
調教系なので濃厚でドロドロとして、汁感のあるエロスなんだけど、その結果、平和なのがいいですね。

こういうエロいけど平和っていう、後味のいいものをもっとください!

収録作品


いじりもん

絵柄も素敵。

(収録作品)
病は恋
ジャージとイカれる先輩
義父と
真夜中のパン
犬井先生♪オチンチン
変身のススメ
となりのヤワタさん
イライラ女とムラムラ男
うちのタマ
マゾラレ
ママに教えて
暴れポニー

***

汁感が好きです。

ちょっと話がそれるんだけど「変身のススメ」のショタは、最終的に男の子優位になっちゃうんだけど、もうちょっと男の子が弱くあってほしいなとか思いますw
これはこれで好きな人がいるからいいのか…

あらすじ

生徒にどこか距離をおいている冷淡な犬井先生(巨乳)。ところが裏では(用務員風の)小飼さんに性的に調教されている。
小飼さんが転属をし、学校を離れることになることをきっかけに小飼さんは次に調教をする生徒を探し、引き継いでいくというもの。

感想

再教育をしてどんどん染まっていく犬井先生がとてもいいです!
そして作品全体を通して出ている飛び散る汁の感じ。
エロマンガの醍醐味の一つとしてこの液が溢れる感ってあると思うんですよね。それがよく表現されている作風と言えます。

小飼さんが前述の通り「用務員風」なんだけど、あまりセックスシーンもないためか汚いおっさんとセックスする、という感じの描写でもない。
ドギツい調教シーンとかそういうものはないので、調教系に抵抗があっても普通に読める本だと思います。

表情がだんだんと恍惚としてくる犬井先生の描き方もとてもいい。エロい。エロスに集中しているとはこういうことだ。

あとは作品のラストシーンの空気がくだらなすぎたw
これが作品全体のバランスを取っているといえる。

…あと、これは中学生みたいな話になってしまうんだけど、本当にこうやって調教されている人っているのかなw
表向きはひどく冷淡なんだけど、裏ではメチャクチャエロく教えこまれている、みたいな。

そういう世の中があるのかなと思うと本当にワクワクしますね!
あの冷静な感じで佇んでいる身近な人も裏では調教されているかもしれないという。

ある意味、エロが世界を楽しくしている感じがある。

いじりもん

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