ゆっくりな前戯がエロい。荒巻越前「ちなつデート」（「COMIC X-EROS ＃56」より）

COMIC X-EROS ＃56、全体的に若年層というか、ちっぱいというか、LO寄りというか・・・な感じがしますｗ
1枚カラーの楝蛙「潮騒after」、今ゾン「みず遊び♡」もそちら寄りな感じ。

そんな感じの中、今回紹介するのは荒巻越前「ちなつデート」。

ちょっと奥手（大人として節操はある）な男と、積極的にグイグイ来る女の子のお話です。ちっぱい。

「COMIC X-EROS ＃56」収録：荒巻越前「ちなつデート」

丁度食べ頃な第56号は、奥寺千秋の痴湧き肉躍るクソ可愛ビッチカバーが目印！！
森島コン、秋月伊槻、楝蛙ら精子採掘のスペシャリストを筆頭に、
セックスのセンスがほとばしる神代竜から大分ハードに描き込む新堂エルまで、
ゼロスってのは紙の量で決まるんじゃない、スイートハートの器量で決まるんだ号！！

ちなつちゃん。かわいい。

田舎に帰った時に会う従姉が言動が徐々にませてきて「デートしよ」と言ってくるのでドライブデートをすることに。
ドライブデート先で車が動かなくなり・・・

マセてる女の子、いいですよね。

この作品のいいのが、多少意識はしているものの理性をちゃんと保っているお兄ちゃんと、一線を越えたいちなつちゃんとの心理戦。
最終的にちなつちゃんの攻め気が勝利するわけなんですけども、段取りがきちんと丁寧に描かれているところが良いですし、そこがエロい。

車が止まってしまう。
ちなつちゃんがすきを狙って「背中が蚊に刺された」と言う。
「他のところも」と言う。

この流れでキャミの肩紐をずらして片乳だけ見えているところ、そこからお兄ちゃんの手をそっとおっぱい（ちっぱい）に誘導するシーンの時間の流れ方がゆっくりで、それがエロいです。前戯を丁寧に描いている感じ。

エロマンガというと即物的な感じといいますか、お互いHな気持ちでえい！とやってしまうマンガも多いのですけども（そういうのも好きなんですけどもｗ）こうして前戯からゆっくり雰囲気を作っていくマンガも情緒があって素晴らしいものです。エロい。

■収録

■作品リスト